チーズ種類7つ知ってる?ワインがさらに美味しくなるチーズの知識
チーズとは何ですか?
こんな質問を突然されたら、皆さんはチーズについて答えることができますか?
普段何気なく食べたり、料理の材料に使ったり、食事のトッピングで用いたりするチーズ。 ワインと合う定番のおつまみとしてもチーズの知識はおさえておきたいですよね。 そこでチーズの種類を超ベーシックな7つに分けて、チーズの基礎について解説してきたいと思います。
そもそもチーズって?
チーズとは牛乳を発酵させて作った食品です。
そして、タンパク質が主成分。
一般的なチーズは、加熱処理されていない新鮮なミルクから作られたナチュラルチーズと呼ばれるものになります。
これだけをおさえおきましょう! ワインとチーズは同じ発酵食品で、科学的にも相性がよいと言われています。
チーズってワインで酔うのを防いでくれる?
チーズのタンパク質がワインのアルコールに付着するので、アルコールの吸収を弱めることにつながり、二日酔いになりにくくなります。
では、チーズの7つの種類とは?
フレッシュチーズ、白カビチーズ、青カビチーズ、ウォッシュチーズ、シェーブルチーズ、セミハードチーズ、ハードチーズの7つです。
チーズの種類は「チーズ神7」と覚えておきましょう。
では、1つずつ説明していきたいと思います!
1、フレッシュチーズ
まったく熟成させなタイプのチーズ。
フレッシュなチーズだからフレッシュチーズとそのままです。
ヨーグルトに似た心地よい酸味や自然のミルクの甘味が楽しめます。
イタリアのモッツアレラやフランスのフロマージュブランはフレッシュチーズですよ。
2、白カビチーズ
白カビチーズ
表面が白いカビに覆われて、滑らかな口当たり。生地は柔らかくクリーミーで、クセが強くなくマイルドで初心者にもオススメです。フランスのカマンベールは、白カビチーズです。
3、青カビチーズ
大理石のような模様が広がっているのが特長。もちろん、大理石ではありません。塩分が高めで、舌に刺激が強く、クセが強いものが多くあります。パスタでも有名なイタリアのゴルゴンゾーラは青カビチーズです。
4、ウォッシュチーズ
ウォッシュの文字通り、表皮を塩水などで洗いながら熟成されたチーズ。中にはワインやビールなどで洗うという贅沢なウォッシュチーズもあります。ウォッシュする過程で個性的な風味を持つようになり、匂いにはクセがありますが、味はマイルドで食べやすいです。
5、シェーブルチーズ
山羊のミルクから作るチーズ。アルプスの少女ハイジのようですね。独自の酸味で舌の上で溶けるような食感です。
6、セミハードチーズ
加熱せずに非加熱圧縮したチーズ。しっとりとした食感で、ミルクの風味がすごく効いています。イギリスのチェダーはセミハードチーズです。
7、ハードチーズ
50度以上の熱を加えながら作られるチーズ。山のチーズと呼ばれています。イタリアのパルミジャニーノ・レッジャーノ、フランスのミモレットはハードチーズです。
7つのチーズと3つのワインで食べ飲み比べをしてみよう!
今回7つのチーズを紹介してきましたが、カマンベール、ゴルゴンゾーラ、モッツアレラ、チェダーなど、種類を知らずに口にしていた馴染みのあるチーズもあったのではないでしょうか?
今回ご紹介した7つのチーズを用意して、赤、ロゼ、白、スティル、スパークリングなどのワインと一緒に食べ合わせを実践してみましょう。
専門家のオススメも参考になりますが、自分の舌が楽しめる味わいを気ままに見つけると、ワインの知識も自然に深まっていきますよ。
【チーズを使ったレシピ】
≫チーズとトマトのピリ辛スティック春巻き
≫ホタテと2種のチーズのサラダ
≫ハロウィン_かぼちゃとクリームチーズの一口コロッケ
≫厚切りベーコンとチーズのコンソメ鍋
≫鶏肉のガーリックチーズロール