野菜とワインの組み合わせとは?知っておきたい野菜とワインのマリアージュ
野菜料理はソムリエにとってもワインとの組み合わせに頭を悩ませる存在です。
野菜は肉や魚のように味がはっきりしておらず、ワインを選ぶのが難しいとされています。
そこで、今回はワインと野菜の組み合わせについて分かりやすくまとめてみました。
緑野菜とワインを合わせる場合
緑野菜には、爽やかな白ワイン、香り豊かな白ワインが合います。
でん粉質の食材
でん粉質の食材にはコクのある白、ロゼ、まろやかな赤が合います。
豆科野菜
豆科野菜には、香り豊かな白、軽やかな赤、骨太の赤が合います。
キノコ類
キノコ類には、コクのある白、まろやかな赤、骨太の赤がよく合います。
根菜類・かぼちゃ類
根菜類・かぼちゃ類には、香り豊かな白、甘口もしくは極甘口の白がよく合います。
果野類
果菜類には、爽やかな白、ロゼ、まろやかな赤がよく合います。
最後に:マリアージュの3法則にトライしよう
以上、知っておきたい野菜とワインのマリアージュの組み合わせでした。
シンプルにワインの例を挙げているので、ワイン売り場でスタッフの方に、「コクのある白」「骨太の赤」などのように要望を伝えると、おすすめのワインを紹介してくれるでしょう。
マリアージュの基本は、同じ土地のものを合わせるテノワール、類似したものを合わせるフュージョン、対照的なものを合わせるコントラストの3つがあります。
野菜の場合は、国内の野菜を食べることが多いかもしれません。
テノワールに従って、国産のワインを選ぶのも良いでしょう。
野菜とワインの産地を都道府県レベルで揃えると、マリアージュも楽しみですね。
濃いものには、コクのあるワイン、さっぱりしたものには辛口ワインといったフュージョンに徹するのも良いでしょう。
普段あまり飲む機会のない発泡性ワイン、極甘口ワイン、酒精強化ワインにチャレンジしてみると、新しいマリアージュを発見できるかもしれません。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。