寿司とワインがぴったり!?寿司とマリアージュについて
寿司と言えば日本酒が粋。まさに寿司×日本酒は日本人にしか味わえない食の醍醐味ですが、ワインと寿司もまた、独特の魅力に溢れています。
世界のソムリエコンクールでマグロと赤ワインのマリアージュが話題に
そもそも寿司の何が問題なのか?それは、生の食材がもたらす影響で、1つが臭みです。例えば、赤貝は赤ワインと合わせてしまうと、生臭さが逆に引き立つことになります。
しかし、きちんと生臭さを抜き取れば、美味しくなります。
魚の生臭さを取るには?
方法1、キレイに洗う
ウロコ、エラ、内臓処理をして、頭を切り落とし、歯ブラシなどで、血合い(血の固まり)、ヌメリをきれいに水道水で水洗いを丁寧に行えば、ワインに合う寿司が出来上がるのです。
方法2、塩を振る
切り身なら5~10分、皮つきの場合は20分を目安に置いておくと良いとされています。
塩の脱水作用によって魚から水分が出てます。この水分と一緒に臭みが抜けますが、もちろん、魚には塩分が残ってしまいます。このまま調理すると塩気が邪魔になる場合は、酢洗いをさくっと行い、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
方法3:ヨーグルトで漬け置きする
魚とヨーグルトの割合が3:5程度になるようにし、ポリ袋に入れて1晩、4℃の冷蔵庫内に置きます。
方法4:ヨーグルトで漬け置きする
サバに隠し包丁を入れて塩を振り、牛乳に20分程浸けます。牛乳の味が魚にしみ込む可能性があります。
ワインに合う最高の寿司とは?
ワインに合う寿司とは、素材の水分を脱水し、保存性を高めて、生具みが抜け、熟成による旨味が強くなる寿司です。
特に、醤油漬けは赤ワインに合わせるには持ってこいのお寿司です。
レモンと塩で調理されたイカのお寿司は白ワインにぴったりです。
酢飯や海苔が持つ潮の風味も重要なポイントになります。
ワインに合うお寿司を自分自身で開拓していこう
ワインに合うお寿司は、スーパーで買うものよりも、自分で下処理をした素材で楽しむのが一番です。
寿司を作りながら、ワインを楽しんでみると、新しい発見があるかもしれません。