帆立、牡蠣、蟹、海老に合わせるワインって?貝、甲殻類とワインのマリアージュ
貝、甲殻類と言えば、白ワイン。しかも、貝、甲殻類は白のスパークリングワインでも、よく合います。
貝、甲殻類にはヨードが含まれていて、そのヨードが結びついて豊富な栄養と深いコクのあるおいしさを実現しています。ヨードは、天然ガス採取の付随水であるかん水に含まれているハロゲン属の元素で、私たちの生存、成長に不可欠な生理作用を持っていて、人体の必須元素です。
また、海の幸ということもあり、程よい塩気の風味がある貝と甲殻類は、白ワインにぴったりで、繊細な旨味を引き立ててくれます。
そこで、今回は、貝と甲殻類の代表格である帆立、蟹、牡蠣、海老、ムール貝とぴったりのワインについてご紹介していきたいと思います。
帆立
帆立は、発泡性ワインはもちろんのこと、香り豊かな白ワインがオススメです。クリームソースなどを使う場合は、コクのある白ワインがよく合います。
蟹
蟹は、爽やかな白ワイン、香り豊かな白ワインがぴったりです。また、ロゼワインでも美味しく頂くことができます。蟹の甲羅とロゼの色が同系ということで覚えておきましょう。
牡蠣
牡蠣は、発泡性ワイン、爽やかな白がオススメです。温かい牡蠣の場合は、まろやかな赤ワインも合います。甘口、極甘口のワインで、お口を整えるように味わうのも良いとされています。
オマール海老
オマール海老の場合は、香り豊かな白、コクのある白がオススメです。こちらも蟹と同じように、甲羅の色が同系な赤を合わせることができます。グリルでオマール海老を味わう際は、軽やかな赤ワインが良いでしょう。
ムール貝
ムール貝の場合は、爽やかな白ワインがベストです。また、発泡性ワインも良いとされています。
海老
海老は、多くのワインにフィットしやすく、爽やかな白ワインでも良いですし、香り豊かな白、はたまた、ロゼワインや発泡性ワインでもしっくりときます。
最後に
以上、帆立、牡蠣、蟹、海老などの貝・甲殻類とワインのマリアージュについて、ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
海の幸は旬がありますよね。その旬を最高に演出してくれるのがワインになります。ぜひ、貝や甲殻類を存分に味わう際は、今回の記事も参考にしてみて下さい。