ノンアルコールワインを楽しむ皆様に。

   
2022/6/5 posted

ワインに賞味期限はないの?ワインが美味しく飲める期間について学ぼう

   

  ワイン 楽しむ・学ぶ

 

カレンダーはもう6月。まもなく梅雨入り、そしてそれが終わると夏の到来と、暑い季節に入ってきますね。
この時期、暑さや湿気によって、食品がカビたり腐ったり変質したりが心配な時期です。
さて、MELLOW magazine読者はワイン好きの方が多いと思いますが、ワインも他の食品と同様に、腐ったり変質することがあるのでしょうか?
また、ワインには賞味期限の記載がありませんが、美味しく飲める期間はどうやって見極めればよいのでしょうか?詳しく調べてみました。

◇ワインに賞味期限はないの?

スナック菓子や缶詰、飲料などのパッケージには、必ず「賞味期限」が記載されていますね。
賞味期限は、加工食品の中でも傷みにくい食品について、おいしさや品質が保たれる期限の目安として表示を義務付けられている期限のことをいいます。

ところが、ワインのボトルを見ても、賞味期限の記載はありません。
というのは、アルコールを10%以上も含むワインには雑菌は繁殖せず、腐ることがないからです。

法令面からいうと、世界的にも、国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が定める規格により、ワイン類やアルコール含有量10%以上の飲料は賞味期限の表示は不要となっています。
また、日本の食品表示法でも、一般的に酒類には賞味期限の記載義務はないため、日本ではワインだけではなく、スピリッツや日本酒などにも賞味期限は記載されていません。

ただし、酒類の中でも例外なのがビール。
ビールについては、法令による表示義務はないものの、国内のビールメーカーの組合が定める表示基準に従って、国産の淡色ビール・黒ビールで製造から9カ月、スタウトで12カ月の賞味期限が記載されています。
輸入ビールについても、日本洋酒輸入協会が定める規約により表示が定められており、賞味期限は商品により異なりますが、製造から18カ月程度のものが多いようです。

◇すべてのワインが熟成するわけではない!

さて、話をワインに戻しましょう。
一般に、ワインは瓶詰めされた後でも年月を経て熟成していくお酒として知られていますね。

でも、ご存じですか?実は、すべてのワインが熟成により美味しくなるわけではなく、ワインには熟成に適したワインと、熟成させずに早く飲み切ってしまうほうが良いタイプの2つがあるのです。
この点について、詳しく解説してみましょう。

・熟成に適したワインとは?

熟成に適したワインは、ずばり価格の高い高級ワインです。
例えば、高額で知られるフランス・ボルドー産の有名シャトーの高級赤ワインは、20年以上もの長い年月熟成させることで飲みごろになることが知られています。

というのも、手をかけて作られた高級ワインは、ワインに渋みとボリューム感を与えるタンニン、酸味の元である有機酸、ワインの赤紫色の色素であるアントシアニンといった成分を豊富に含んでいます。
熟成とは、これらの成分がコルクを通じてボトル内のワインに溶け込んでくる酸素に触れてゆっくり酸化し、さまざまな物質に変化していくことをいいます。
作りたてでは、渋みも酸味も強すぎて飲みにくい高級ボルドーワインですが、熟成によりタンニンの渋みがまろやかになり、複雑な熟成香が生まれ、ワインらしいオレンジ色を帯びた赤紫に変化して、最高の味わいを発揮するのです。
酸素に触れて品質が損なわれてしまう事を「腐敗」や「劣化」といいますが、このように、酸化が味わいの向上という良い方向に働く場合は「熟成」と呼ばれます。

ボルドーのシャトーワインほどの高額ワインでなくとも、目安としては、3000円~数千円程度の価格のワインであれば5年~10年程度、1万円を超える価格のワインであれば10年~15年といった長期間の保管を経て、熟成した味わいを楽しむことが可能です。

白ワインの場合、含まれているタンニンの量は赤ワインに比べて1/400程度と大変少なく、酸化してゆくための成分が赤ワインに比べて少なくなります。
そのため、熟成期間も赤ワインより短く、ブルゴーニュの高級シャルドネやボルドーの高級白ボルドーブレンドであっても、熟成のピークは10年程度とされています。赤ワインほどの長期間の保管は望めませんのでご注意を。
また、熟成が可能なのは、上記のような樽熟成した白ワイン、あるいは、貴腐ワインのような甘口タイプのみです。
ソーヴィニョンブランのようなジューシーな果実味が魅力の白ワインについては、熟成させずにフレッシュなうちに飲んでしまいましょう。

さて、熟成タイプのワインを見分ける方法は、まず第一に価格。
手をかけて作られた1万円を超えるような高額のワインは、タンニンや色素の浸出に十分な時間をかけていおり、ゆっくり酸化していく成分を豊富に含んでいるため、長期熟成のポテンシャルを持っています。
また、使われているボトルのタイプによっても見分けることができます。
まず、ボトルの重量。一般的に、価格が高いワインほど、しっかりした厚みのあるボトルに入れられる傾向があるため、ボトルのガラスが分厚く、持ち上げてみてずっしり重みがあるワインは熟成向きと言えます。
瓶底を見た時に、底が持ち上がっているボトルに入ったワインも、熟成を考慮して作られたワインです。というのも、瓶底が持ち上がっているタイプのボトルは、熟成によって生じるオリを溝部分に溜めるために作られているからです。

・熟成向きでないワインとは

一方、渋み控えめ、果実味たっぷりでフレッシュな味わいで、若いうちから飲みやすいワインは、熟成には向かない早飲みタイプのワインと言えます。
早飲みタイプのワインは熟成のために必要な成分を多く含まないため、長期熟成させても味わいに複雑さが生まることはなく、枯れたような印象になってしまいます。
このタイプのワインは、購入後すぐ、あるいは1、2年以内に飲んでしまうのがベストです。

熟成向きでないワインを見分けるコツとしては、まず価格が低価格なことがあります。
スーパーやコンビニで売っているような数百円から、2000円台くらいまでのワインであれば、まず早飲みタイプと思ってよいでしょう。
それから、ガラスが薄く軽いボトルに入ったワインや、瓶の底が平らなボトルに入ったワインも熟成向きではありません。
また、ワインは紫外線に触れると味わいの劣化が進んでしまうため、通常は紫外線を遮断する目的でボトルのガラスが茶色や緑色に着色されています。
しかし、近年は白ワインやロゼワインなどは、色合いの美しさを見せるため、透明や薄いブルーなどのボトルに入ったものが売られています。このようなワインも長期保管を考慮していない早飲みタイプと言えるでしょう。
また、最近では、コルク栓でなくスクリューキャップのワインが増えてきました。スクリューキャップは酸素の遮断性が高くフレッシュな果実味をキープしてくれることから、スクリューキャップのワインも早飲みタイプのものが多いです。

以上、熟成させないですぐ飲んだほうが美味しいワインを見分ける参考にしてくださいね!

◇ワインをベストの状態で保管、熟成させるには

さて、プレゼントでもらったり、ワインショップで購入した高級ワイン。
美味しい状態で熟成させるには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

・温度は14℃前後が適温

ワインが熟成してゆくには、ワインの酸化反応がゆっくりと進んでいく必要があります。
温度が高くなるほど酸化のスピードは高くなり、かといって低過ぎると酸化は進行しなくなるため、熟成のためにもっとも適当な温度帯は13-15℃前後と言われています。この適温を作ってくれるのがワインセラーです。

冷蔵庫の場合、庫内温度は4-7℃程度のため、ワインが熟成するには低すぎます。
夏場にワインを劣化させないために冷蔵庫で保管するには良いですが、良いワインを長年保管して熟成を楽しむには、やはりワインセラーによる温度管理がベストと言えます。
なお、温度のブレは少ない方が良いため、ワインセラーの開け閉めはなるべく少なくするようにしましょう。

・適度な湿度は不可欠

乾燥した場所では、コルク栓が乾いて縮んでしまい、そこから空気がボトルの中に侵入してワインの酸化が一気に進み、品質が劣化する恐れがあります。
かといって、湿度が高すぎてもカビが発生する恐れがあるため、75%程度のほどよい湿度がある場所が理想的です。
この点においても、ワインセラーは、ワインにピッタリの湿度を保つ機能がついているため、長期熟成に向いています。

また、ワインは立てて保管すると、コルクが乾燥しやすくなります。保管の際はボトルは横に寝かせて、常にコルクにワインが接して乾燥しないようにしてください。
特に、冷蔵庫でワインを保管する際は、冷蔵庫は非常に乾燥しているため、コルクを乾燥させないよう注意する必要があります。
スペースの都合で立てざるを得ない場合は、段ボール箱などにボトルを逆さ向きに立てて、コルクが常にワインでぬれる状態を作ると良いでしょう。

・日光は大敵!蛍光灯の光にも注意を

ワインを光にさらすと、ワイン内のアミノ酸から、玉ねぎやゆでたキャベツのような独特の臭気をもつ物質が生じて、「日光臭」という不快な香りがするようになります。
そのため、日光が入る場所にワインボトルを置いておくのは絶対にやめましょう。

また、人工的な光であっても、蛍光灯の光などはワインの劣化を促進する有害な紫外線を含んでいるため油断できません。
室内でワインを保管する際も、必ず扉がついていて光を遮断できる場所にしまうようにしましょう。

・振動は大敵

また、ワインに振動を与えると、分子間の安定が失われ、ワインの熟成を加速させることにつながるといわれます。ですので、断続的な振動があるような場所にワインを保管するのは避けましょう。
また、気を付けたいのはワインセラーの開け閉めによる振動。
若いワインの場合、あまり影響はありませんが、既に熟成が進んでいる古酒などは振動の影響を受けやすいといわれています。
セラーを複数持っている場合は、古いワインは開け閉めが少ないセラーに保管するなど、気を付けた方が良いですね。

◇ノンアルコールワインの賞味期限は?

では、通常のワインではなく、ノンアルコールワインの賞味期限はどうなのでしょうか?
ノンアルコールワインについてはアルコール1%未満のため、酒類ではなく食品の範疇に入ります。
そのため、ワインとは違い、賞味期限が明記されています。

また、ノンアルコールワインは、アルコール、タンニン、酸を豊富に含むワインのように、熟成させて楽しむための商品ではありませんので、長期の保管には向ていません。
賞味期限はおいしさが保証される期間の目安ですので、賞味期限が過ぎてしまっても急に品質が劣化して飲めなくなるわけではありませんが、購入したら早めにいただくようにしましょうね。

保管方法ですが、ノンアルコールワインはもともとワインから脱アルコールして作られている製品のため、先に記したワインの保管方法と同様に、温度や日光に気を付けて保管してください。
そうすると、フレッシュな果実味を、より長く楽しむことができますよ。

【おすすめノンアルコールワイン】

ノンアルコール白ワイン ヴィンテンス シャルドネ
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ノンアルコール白ワイン ヴィンテンスオリジン テッラオーストラリア
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ノンアルコール赤ワイン ヴィンテンス メルロー
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【こちらもご覧ください MELLOW過去記事】

・安物ワインと思っていない?実はすごいスクリューキャップ
・ワインセラーがなくっても!ワインを美味しく保管するマル秘技
・0から分かるビンテージワインの基本。ビンテージワインの知識を深めよう!

MELLOWは本格ワインのノンアルコールワインをオススメします!

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット/750ml

メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
辛口でキレのある口あたり、まろやかな酸味。
アルコール度数 / 
0.0%

よりドライな口当たりのノンアルコール・スパークリングワインが欲しいという声に応える商品。青リンゴとレモンを思わせる爽やかな果実味に、まろやかな酸味。キリッとした口当たりに、爽やかなはじける炭酸。辛口タイプのノンアルコール・スパークリングワインです。

デュク・ドゥ・モンターニュ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ/750ml

カロリー / 
27kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
甘口
アルコール度数 / 
0.0%

ノンアルコールなのに、まるでシャンパンの味。本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。お酒が飲めない方や、妊娠・授乳中の方、ドライバーの方にも安心して楽しんでいただける商品です。

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ/750ml

カロリー / 
23kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや甘口
アルコール度数 / 
0.0%

本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。ロゼは、輝くようなサーモンピンクの愛らしい色合い。華やかなアロマの香りも豊かなエレガントな商品です。

ヴィンテンス・シャルドネ(白) 製品

ヴィンテンス・シャルドネ(白)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ブルゴーニュ地域を代表する品種のシャルドネを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。シトラスの香りと複雑味のある豊かな味わいをお楽しみいただけます。鶏肉などの白身肉や魚の料理と相性がよいタイプです。

ヴィンテンス・メルロー(赤) 製品

ヴィンテンス・メルロー(赤)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ボルドー地域を代表する品種のメルローを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。フルーティーながらコクがあり、ブルーベリーの風味も感じられます。赤味の肉やチーズと好相性です。

Thanks for your reading!