初心者にオススメなワインの始め方
ワインの味が分かるようになるには?
今回は、初心者の方が「ワインの味が感覚的に分かるようになる」ためのワインの始め方をお伝えしていきます。
ワインの知識は幅広く奥深いものですが、教養を深めたからといって、自分にも他人にも喜ばれるようなワインの振る舞いができるわけではありません。
しかし、自分の味のセンスを知り、ワインの味が分かるようになれば、友達とパーティーをする際も、お手頃価格でも美味しいワインを振る舞うことができ喜ばれるようになります。そこに専門用語や専門知識は強く求められませんよね。
感覚的にワインが腑に落ちれば、自然に楽しめます。初心者にオススメなワインの始め方は、
1、自分の好きな料理、味をノートに書き出す
2、コンビニやスーパーのワインで飲み比べを繰り返す
3、気に入ったワインを料理に合わせてみる
たったこれだけです。これなら、ワインと継続的に向き合えそうですよね。
始め方1、自分の好きな料理、味をノートに書き出す
まず、自分の舌の感覚について理解することが大事です。どんな料理が好きで、どんな味が好きなのかを、A4ノート見開き2ページに、ブレインストーミングするように書き出して下さい。反射的に思付いたことをどんどん具体化することで、自分の味覚の特徴が分かってきます。
自分の好きな料理や味を書き出し、ワインの飲み比べと料理との組み合わせが一通り終われば、自分の嫌いな料理や味覚について深掘りしたり、親友や恋人の好きな料理や好きな味を書き出していくと、味覚を俯瞰で捉えるセンスがどんどん磨かれていきます。
始め方2、コンビニやスーパーのワインで飲み比べを繰り返す
自分がよく行くコンビニやスーパーに並んでいるワインで感覚的に気に入ったものをチョイスします。
同じ色の違うワインを選んで飲み比べをして下さい。今日は赤の日、来週は白の日みたいな感じで変えていくと良いでしょう。
夏であれば、スパークリングワインを徹底的に飲み比べると、心身がリフレッシュしますし、家に友人や恋人が来た時に良いおもてなしができるようになりま
ノートにワインの感想を思いのまま書きましょう。産地やブドウ品種などに興味が湧けば、自然と調べるようになります。基本的には自分の理解できることばで、ワインの味を綴りましょう。そうすれば、他人にも分かりやすく教えたり、語ったりすることができます。
始め方3、気に入ったワインを料理に合わせてみる
飲み比べで自分の好きなワインが決まったら、自分の味覚で、そのワインに合う料理を作って、マリアージュを楽しんでいきましょう。料理は日常的に作る料理と合わせることをオススメします。
料理を作らない方は、出前だったり、お持ち帰りメニューだったり、ファーストフードやおつまみだったり、普段自分が食べるものの中で、お気に入りのものとワインのマリアージュを試してみると良いでしょう。
日常的でカジュアルなワインと料理の組み合わせは、どんな人でも取り入れやすいので、自分にも他人にとっても非常に実践的なのです。そうやって、ワインと料理の組み合わせに慣れていった後に、ワインに合った本格料理にチャレンジしていきましょう。
ワインの感覚に鋭くなっていく過程で、料理も上達していくはずです。
最後に
以上、初心者にオススメなワインの始め方についてお伝えしてきました。ワインの専門的な方々は、ある意味、一般の方と乖離したワインの捉え方をしているかもしれません。それを通とするかどうかは別として、結局のところは、初心者も玄人も、自分の感覚を知り、ワインを自分の感覚で馴染ませていくということが大事なんです。
そうすれば、実際の食事や飲酒で役に立つワインの感覚を持った人になることができます。ワインの文字のみ知識にとらわれることなく、もっと自分の感覚を知り、ワインの感覚を楽しく掴み、文字や言葉で具体化してみて下さい。