ワインと魚の合わせ方
魚とワインを合わせる際のポイント
魚全般に言えることですが、タンニンがしっかりし過ぎたワインに合わせると、金属の味っぽい感覚になります。
魚に合わせるワインは、
・香り豊かなワイン
・爽やかなワイン
を軸に選びましょう。軽やかな味の調和で、ワインのミネラル感と海の幸のミネラル感がマッチし、魚とワインならではのマリアージュを楽しむようにします。
マグロ似合うワイン
マグロは赤みでワインに似た鉄っぽさを持っているため、比較的ワインに合わせやすいです。
マグロの刺身には香り豊かな白が合います。赤みの旨味に合わせるのであれば、ロゼや軽やかな赤も合います。
サーモン
刺身であれば、スパークリング系のワインもしくは爽やかな白がよく合います。
香り豊かな白やロゼもぴったりです。
白身魚
白身魚はいろんなワインに一番合わせやすいと言えます。爽やかな白、香り豊かな白、コクのある白、ロゼ、まろやかな赤ワインまで、魚や料理の微妙なニュアンスや自分の好みによって、変えていくと良いでしょう。
川魚
川魚は、香り豊かな白が合います。焼き魚にすれば、スパークリングや辛口の白ワインとも、ロゼワインともぴったりです。
油漬けの魚
油漬けの魚は爽やかな白や香り豊かな白がよく合います。
スモークした魚
スパークリングワインや爽やかな白、香り豊かな白がよく合います。
魚の料理を工夫すれば、どんなワインとも相性抜群になる
魚のカルパッチョはワインのミネラル感とカルパッチョの塩見が上手くマッチします。レモンを絞って柑橘系のニュアンスを足すので、フルーティーなワインとも合います。
魚をグラタンで使えば、辛口の白ワインでも、スパークリングワインでも美味しく頂けます。
グリルにすれば、旨味に重厚感が生まれるため、赤ワインに合うようにもなります。
お魚の旨味にはやっぱり、ミネラル感があったり、酸もほどほどにあるワインがぴったりです。
水炊き鍋、味噌煮、天ぷらなど和食で魚を使ってもよく合います。
アクアパッツァなど、魚意外にも、あさりやたこなどの業界が加わることで、ダシに旨味が増して、ミネラル感が増し、酸の感じられるワインとよりよいマリアージュになります。
魚介とワインを組み合わせる際に、生臭みを感じる方もいるかもしれません。魚とワインを合わせる際に、その臭みが気になる場合は、魚介類のワイン蒸しなど、焼く、煮る、炒める、蒸すといった料理を選ぶと良いでしょう。
熱を通した魚であれば、自分の好きなワインとマリアージュ性が一気に高まります。
MELLOWでは、今まで「ワインに合う魚のおつまみ5選」や「ワインと魚卵の相性。イクラ、数の子、タラコが合わないってホント？」や「寿司とワインがぴったり！？寿司とマリアージュについて」や「和食好きこそワインのススメ！ワインに合う和食10選」といった記事も公開しています。
マリアージュは自分の感覚に正直になることが一番大切です。味覚はこれまでの人生経験によって形成されてくるため、個人差もあります。ぜひ、魚とのマリアージュをより楽しんでみて下さい。
