ワインが美味しくなる注ぎ方
ワインを美味しく飲む時に大事なのが、ワインの注ぎ方。せっかく素敵なワインを手に入れたのなら、注ぐまでが大切です。
そこで、今回はワインが美味しくなる注ぎ方のコツについてお伝えしていきたいと思います。
注ぎ方1、注ぐ前に瓶の口を拭きましょう
瓶の口にカビが残っている可能性があります。瓶の口のカビを残したままにしていると、ワインの香りにカビの臭いが足されて台無しになってしまいます。
瓶の口は布やキッチンペーパーで拭くようにしましょう。
注ぎ方2、一杯目はサクッと試飲しよう
ボトルを立てたまま保存していませんか?保存時にボトルを立てたままにしていると、ボトル内に残ったわずかな空気によって酸化して、嫌な臭いがワインの液の上に貯まりやすくなります。特に高級なワインを長期保存する場合は、一杯目の香りだけ変になってしまう傾向にあります。
なので、1杯目はワイン本来の味や香りを楽しむというよりは、とりあえず、確認のために飲む程度に留めておき、風味は2杯目から味わうようにしましょう。
注ぎ方3:高級ワインは空気に触れるように注ぎましょう
香りが特徴的で重厚感がある高級赤ワインは、空気に触れるように高い地点から注ぐことで、香りがどんどん広がっていきます。高めの位置から細く流し、ゆっくりと注ぐようにしましょう。
注ぎ方4:グラスはワインの適温より若干冷やしておきましょう
ワイングラスに注ぐ際、グラスの熱がワインに移ることが考えられます。厚みのあるグラスは、注いだ後に約2℃上がることもあります。
グラスに関係なく、室温によってグラスに入れた後にワインの温度が上昇する場合もあります。
季節にもよりますが、特に夏はワインのグラスを冷やしておくと良いでしょう。
ワイン別に美味しく飲める温度については、以前にMELLOWで「ワインを美味しく飲むための「温度」をワイン種類別で解説!」という記事を公開していますので、そちらを参考にしてみて下さい。
最後に
以上、ワインが美味しくなる注ぎ方について、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
ワインは複雑ですよね。当たり年、運搬状況、保存方法、グラスの形など、様々な状況や環境で味わいが変わります。
ワインは深く広いものですが、1つ1つ理解しやすいポイントから覚えていき、マイペースに向き合って楽しんでいって下さい。