【アルバリーニョ】ライトボディ白ワインの種類:スペイン&ポルトガル
アルバリーニョの概要
アルバリーニョはブドウ品種で、スペイン主要、ポルトガルでも造られる、世界で最も魚介料理にマリアージュするワインとして有名です。
特に、スペイン産のアルバリーニョ100%で造られる白ワインは、スペイン最高の白ワインと呼ばれます。
超絶お魚に会うスペインとポルトガル産のライトボディの白ワインと覚えましょう。
<料金相場>…1本900円~4000円
アルバリーニョの味の特徴
果実味…たっぷりとした熟したリッチな果実味を感じることができます。
ボディ…ボディはライトボディです。
※ボディとは、口の中で感じられるワインの重み・コクのこと
甘味…基本的には辛口ですが、甘味のあるものもあります。
酸味…酸味が強いです。
アルコール度…11%~13%
アルバリーニョの産地
アルバリーニョは、スペインのガリシア地方のリアス・バイシャスとポルトガルのミーニョ地方の主に2つの産地がありあmす。
スペイン:リアス・バイシャス
アルバリーニョは、スペインDOのあるガリシア地方原産と考えられ、この地のブドウ栽培面積の90%を占めています。なかでも、バル・ド・サルネス地域は屈指のアルバリーニョ産地として知られています。リアス・バイシャスのワインは、大西洋岸のリアス式海岸の沿岸部や谷で造られています。温暖な気候のためぶどうの栽培に適して雨が多く、一年中緑に恵まれた大地で、ぶどうが完熟するのに十分な日照もあります。
※スペインの格付け
最上級…DOC(統制保証付原産地呼称ワイン)
上質…DO(原産地呼称ワイン)
お手軽高品質…VdIT(カントリーワイン)
日常…Vino de Mesa(テーブルワイン)
ポルトガル:ミーニョ地方
ミーニョ地方は、ポルトガルの西北端の大西洋に面する地域で、アルバリーニョは爽やかで香りの豊かな美発砲ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデに使われる品種となります。
アルバリーニョのアロマ
第1アロマ…レモン、グレープフルーツ、ネクタリン、メロン、塩水、ぬれた小石、ミネラル
アルバリーニョに感じられるメロンとグレープフルーツのアロマは、芳香化合物の一種であるリオールに由来します。チオールは、フランスやニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン、イタリア北部のピノ・グリージョなど、冷涼な気候で造られるワインによく見られます。
アルバリーニョの美味しい飲み方
<美味しく飲めるグラス>…白ワイン用のグラスがおススメ。
<美味しく飲める温度>…3~7℃。よく冷やして飲む。冷蔵室に入れましょう。
<美味しく飲める期間>…一般的に最長2年保存が利きます。
アルバリーニョの料理に合う料理
アルバリーニョは、タイ料理、インド料理、モロッコ料理に非常によく合うと言われています。モロッコは、スペインとポルトガルの真下に位置している国ということも、料理の相性に関係していると言えます。
また、アルバリーニョは、同じ産地のガリシア地方の名物「プルポ・ア・フェイラ」によく合います。上記の写真はプルポ・ア・フェイラです。プルポ・ア・フェイラは、茹でたタコとジャガイモのスライスを重ね、塩とパプリカ、オリーブオイル、レモンで仕上げてあります。
ポルトガルのミーニョ地方のアルバリーニョを使ったヴィーニョヴェルデには、サラダや魚料理をはじめ各種野菜、ゆずを使った調味料、ぽん酢の料理との相性が抜群になります。