【バー(Bar)の基本マナー17選】バーでのスマートな過ごし方とは?
バーに行ったことはあるけれど、実はバーのマナーやスマートな過ごし方を知らないという方もいるかもしれません。
バーは雰囲気を大切にする場所です。マナーや過ごし方が雰囲気を守りることに繋がります。
そこで今回はバーへ行く際の基本マナーとスマートな過ごし方について、説明していきたいと思います。
1、バーの服装は?
バーでは、ジャケット着用が指定されているお店もありますが、きっちりとしたドレスコードを決めていないバーがほとんどです。カジュアルな服装でも問題ありません。
事前にネットや書籍などで、バーの外観と内観をチェックして、雰囲気を確かめると良いでしょう。
その場で次に行くバーを決める場合は、今着ている服に合ったバーを選ぶというのも、1つの気遣いです。
2、バーの予算は?
カクテルはお店にもよりますが、1杯1000円程度です。飲食代、サービス料、テーブルチャージが掛かります。
チャージ料は、座っただけで取られる席料
サービス料は、接客料金
みたいなものです。バーは、飲み物だけがコンテンツではありません。場所とサービスで視覚的に楽しませ、おもてなしで心を弾ませるからこそ、そこに価値があり、料金が発生するのです。
3、バーに行く最適人数は?
本格的なバーは、本来大人数でワイワイと楽しむ空間ではありません。
多くて4人程度が妥当でしょう。バーカウンターを占領しないように、4人で行く際は、ボックス席があるバーを選ぶと良いです。
4、バーの入店時のマナーは?
お店に入ったら、バーの店員やマスターが案内してくれるのを待ちましょう。
常連客の席だったり、先約の席が決まっていることもありますので、勝手に座らないようにしましょう。
5、バーでの乾杯のマナーは?
バーはお酒を嗜む場所で、グラスを当てて音を立てるような乾杯は控えるようにしましょう。
グラスを持ち上げて、軽く会釈、声もゆっくり小さく出して、重厚で落ち着いた乾杯を行うようにしましょう。
6、バーでの最適な話し声は?
声が大きすぎなければ、普通に話して大丈夫です。人数が多くなれば、リアクションなどのボリュームは必然的に大きくなるので、気を付けるようにしましょう。
カウンターから目の前のバーテンダーやマスターと普通にやり取りできる声量にしましょう。
7、バーでの最適な滞在時間は?
制限時間を設けているバーはないでしょうが、適度な時間で楽しむのがスマートです。バーのマスターとの自然な会話で「そいういえば、お客さんってだいたいバーでどのくらいの時間過ごして帰られますか?」などの質問をすれば、マスターが客にいて欲しい最適の時間を読み取ることもできます。
8、バーでの会計のマナーは?
まず、バーテンダーに会計をお願いします。席に座ったままで支払うお店もあれば、レジで支払うお店もあります。
カードが使えるお店も多くあります。支払い方に疑問があれば、バーテンダーに慌てずに、自然に聞くようにしましょう。
9、メニューがないバーではどうすればいい?
メニューがないバーももちろんあります。カクテル名を知っていれば、そのカクテルがあるかどうかを尋ねましょう。
飲みたいカクテル名がピンと湧かない場合は、好みのお酒や味や果物や色などを伝えて(苦手なものも伝えましょう)、カクテルをオーダーして下さい。
具体的なオーダーであればあるほど、バーテンダーは助かります。
10、1杯目に何を飲むのがベストなの?
ジン・トニックやモスコミュールなどのシンプルなカクテルがおすすめです。
ジン・トニックは、ドライ・ジン、トニックウォーター、ライムを合わせたカクテル、モスコミュールは、ウォッカ、ライム・ジュース、ジンジャー・エール、ライム・スライスを合わせたカクテルです。
シンプルな作りなので、バーテンダーの力量がシンプルに分かるカクテルでもあります。
11、飲み終わった後の注文のタイミングはどうすればいい?
基本的には飲み終わったカクテルを察知し、バーテンダーが聞いてきます。聞かれない場合は、自分から声を掛けるようにしましょう。
12、バーでカクテルを飲む正しい順番はあるの?
アルコール度数が低いカクテルや、あっさりした味のカクテルから注文するのがベターと言われています。
しっかりとした味のカクテルは2杯目以降が良いでしょう。
13、1杯にかける時間は?
カクテルは飲み干すまでの時間で2種類に分類される
カクテルは作ってから飲み切るまでの時間で、種類が別れます。その分類名も単純で、
・ショート・ドリンク
・ロング・ドリンク
という名称になります。
ショート・ドリンクは時間の経過で味が落ちやすいカクテルです。アルコール度数は比較的高めで、カクテル・グラスなど脚のついたグラスに注がれることが多いカクテルになります。
そう考えると、私たちがバーっぽいでオシャレなカクテルと見なしているのは、ショート・ドリンクであることが分かりますよね。
ロング・ドリンクは、時間を掛けて味わうカクテルです。大型のグラスで作られます。氷を入れたコールド・ドリンクと熱湯やホットミルクなどを加えたホット・ドリンクの2種類があります。
14、バーテンダーと話しても良いの?
バーテンダーと話し掛けるのは問題ありませんが、バーテンダーと時間を占領しないように気を付けましょう。配慮が見えれば、バーテンダーも快く対応してくれるでしょう。
会話力はバーによって様々ですから、こちらで力量を見るテスト用の会話を作ると、バーによるバーテンダーの絡み方の違いがはっきりと分かります。
15、バーでの話題は?
基本的に雰囲気を壊さなければ、NGな話題はありません。バーテンダーとの会話を円滑にするには、バーテンダーの知識に身を委ね、謙虚な姿勢で聞くことも大事になります。
16、バーでのやっちゃいけないことは?
お店の雰囲気を壊すのがダメな好意なので、店内で、ケータイを取って、通話をするのも、好ましいとは言えません。映画鑑賞中に電話してる人がいたら、嫌ですよね。
17、バーでお酒は飲まなくても良いの?
お酒が弱かったり、酔いが回っている時は無理してお酒を飲む必要はありません。ノンアルコールカクテルを作ってくれるバーもありますし、ソフトドリンクでも良いでしょう。
最後に
以上、バーについてのマナーや過ごし方についてお伝えしてきました。
知っていれば、より自信と余裕を持って心置きなく楽しめますよね。
自分も一緒に行った相手も、周りのお客も、マスターも、喜ぶような対応を心掛ければ、とても良い時間を過ごすことができます。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。