知ってる?フランス・ブルゴーニュの地方料理6選
ブルゴーニュ地方はフランスの中東部に位置する歴史のある地域です。ブルゴーニュ ワイン、ピノノワール、シャルドネ、シャブリ、ボジョレーといったワインで有名です。
ブルゴーニュの王様と呼ばれるピノ・ノワールが有名です。ピノ・ノワールは果皮が薄いため、赤ワインの中でも淡い色をしているのが特徴。酸味が強めですが、タンニンによる渋味がとても少なく、上品で繊細な味をしています。
ブルゴーニュのワインについては、いろんなところで語られていますが、そう言えば、「ブルゴーニュの地方料理ってどんなものがあるの?」って疑問に思っている方もいるかもしれません。
そこで、今回は、フランスのワインの名産地ブルゴーニュの地方料理をピックアップしていきたいと思います。
エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニョン
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エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニョン(Escargots à la Bourguignonne )は、ブドウの葉を食べて育つエスカルゴをエシャロット(ネギ属の多年草)、ニンニク、パセリのみじん切りをバターで練り合わせた通称エスカルゴバターと共に殻に詰めて焼いたものになります。
シャブリやマコン・ヴィラージュなどの辛口白ワインがよく合います。
ジャンボン・ペルシエ
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ジャンボン・ペルシエ(Jambon Persillé)は、豚もも肉で作ったハムであるジャンボンに、パセリのみじん切りをたっぷり加えゼリー寄せにしたもの。
辛口でフルーティなマコン・ヴィラージュ、ボジョレー地方のワインがぴったり合います。
ウフ・アン・ムーレット
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ウフ・アン・ムーレット(Œufs en Meurette)は、赤ワイン煮で作るポーチドエッグになります。ムーレットはブルゴーニュ地方で赤ワイン煮を意味します。
軽めのコート・ドールの赤ワインがよく合います。
コック・オ・ヴァン
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コックは雄鶏。コック・オ・ヴァン(Coq au Vin)は、雄鶏を赤ワインと香味野菜でマリネにして、たっぷりの赤ワインを煮込んだ料理になります。
パワフルで男性的、品格のあるジュヴレ・シャンベルタンが合うとされています。価格帯が5000円~数万円が相場です。
ブッフ・ブルギニヨン
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ブッフ・ブルギニヨン(Boefu of Bourguignon)は、牛肉の肩、肩ロースなどを、たっぷり赤ワインで煮込んだ料理になります。
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ビーフシチューのようなもの、ボークビーンズのようなもの、魏乳肉を赤ワインで煮込んで皿に盛りつけたもの、など多種なスタイルがあります。コート・ドールの赤ワインがよく合います。
クネル・ド・ブロッシェ
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クネルはカワカマス(ブロッシェ)をすり身にしてつくる団子を茹でたものクネル・ド・ブロッシ(Quenelle de Brochet)は、。甲殻類のソースをかけて軽く表面を焼きます。クネルは、カワカマスではなく、お肉になることもあります。
シャープさと果実味のバランスがよい、エレガントな白のプイィ・フュイッセがよく合います。
最後に
ブルゴーニュ地方の料理はとても上品な見た目で、ワインが並んだ時に優雅な雰囲気を醸し出してくれるイメージが湧いたと思います。
ワインだけでなく、各地方の料理について知ると、その地方に愛着が湧き、より好奇心を深めることができます。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。