意外とはみんな依存している?アルコール中毒になりやすい人とは?
お酒を飲んでいる時間は楽しいですよね。
「ほろ酔い気分」という言葉があるように、酔った状態で感じられる高揚感はお酒があってのこと。
しかし、ほろ酔いが行き過ぎて、泥酔、そして、アルコール依存、しまいには中毒症状を起こしてしまっては本末転倒です。
そこで、今回はアルコール中毒になりやすい人の特徴についてお伝えしていきたいと思います。
1、忙しい人
普段忙しい人は、仕事とプライベートとのオンオフなど、場面ごとの切り替えにメリハリがなく、時間に流されてしまいます。
そんな時に、自分自身でメリハリを作るのに持って来いなのがアルコール。
忙しい中の疲れをお酒で流し込むような人は、アルコールに依存的になってしまいます。
2、自己肯定感の低い人
自己肯定感の低い人は、自分のことを好きになれないため、「現実の自分を忘れたい」「現実の自分から遠ざかりたい」という欲求に駆られます。
そうなると、お酒を使って、自分を忘れて、自分という意識を遠ざけて、そのことが心地良くなって、アルコールに依存的になってしまいます。
3、特定のコミュニティで理不尽を受けている人
職場などの人間関係が悪いと、強いストレスを感じてしまい、その発散口がお酒になってしまいます。
外部のコミュニティの環境が劣悪であれば、ホームグラウンドである家での居心地の良さを強く感じるようになり、家でのお酒が急増します。
4、過去の栄光にすがっている人
過去の栄光にすがっている人は、過去を美化し、過去をドラマチックに感じ続けたいと考えます。そこで、お酒を飲んで、今を紛らわせ、自分自身が気持ち良くなった状態で過去と向き合うのです。
過去の栄光をより鮮明に振り返ることで、現実から逃避することができ、現実逃避のツールとしてお酒に依存してしまいます。
5、寝付きが悪い人
寝付きが悪い人は、寝酒という手法を使って、気持ちよく寝ようとします。
本来は寝る前のスマホだったり、忙しさだったり、入浴や食事の仕方だったり、別のところに原因があるのですが、お酒を使って眠るという手軽さと眠たくなる寸前の気持ちよさで、寝酒が止められなくなってしまいます。
6、孤独感が強い
孤独感が強い人は、お酒の高揚感で淋しさを紛らわそうとします。また、お酒を飲んで強気になれるという利点もあります。
普段は恥ずかしがってコンタクトを取れない相手に連絡することで、淋しい気持ちから逃れることができるからです。
最後に
以上、アルコール中毒になりやすい人の特徴について述べてきましたが、今回、お伝えしたことは誰しも少なからずは持っている性質だと言えます。
つまり、全員がアルコールに依存し、アルコール中毒になる可能性があるのです。
お酒に頼ったり、頼らなかったり、自分に向き合ったり、自分から逃げたり、要はバランスです。
過剰にお酒を摂取しがちな方は、バランスよくお酒と向き合って、徐々にお酒の量を自分の理想にコントロールしていくように心掛けて下さい。