覚えておきたい白ワインのブドウ品種6選！白ワインのブドウはまずこれ！
白ワインと一口に言っても、その種類は様々。
どんなブドウを使っているかで味わいも変わります。
白ワインは辛口目の多い赤ワインとは違い、辛口から極甘口まで様々なバリエーションのワインがあります。
ワインに馴染みのない人でも、必ずフィットするようなバリエーションに富んだものがありますから、白ワインのブドウ種についての知識も覚えておいて損はありません。
それでは、白ワインのブドウ種をピックアップしていきたいと思います！
シャドルネ
白ワインブドウ種総選挙があったら1位に選ばれる白ブドウ界のトップアイドル。ブルゴーニュ地方で極上の辛口白ワインを生み出すブドウです。冷涼石灰質の土地で栽培されると、リンゴや柑橘系でミネラルに富んだ香りになります。
温暖な気候でオーク樽で作られたシャドルネの白ワインは、トロピカルフルーツやナッツの風味がします。
辛口、果実味が豊富で、飲みやすいワインです。
ソーヴィニヨン・ブラン
フランスのロワール地方、ボルドー地方が主な産地で、ニュージーランド、イタリアのフリウリ＝ヴェネツィア・ジュリア州、オーストリアのシュタイアーマルク州が主な産地になります。
柑橘系にハーブを加えたような独自の香りが特徴です。
味は辛口で、酸味がちょっぴり、果実味がソフトで、飲みやすいワインです。
リースリング
リースリングと言えば、ドイツの代表的な白ブドウです。ドイツのモーゼル地方、ラインガウ地方が主な産地で、フランスのアルザス地方、オーストラリアの南オーストラリア州でも作られます。
シャドルネに匹敵する品種と言われており、香りは花や青リンゴのようで、ミネラルも感じられます。熟成するとより香り高くなります。
味は中甘口～極甘口で、リンゴのようにシャキッとした爽快な酸味と甘みがあります。
シュナン・ブラン
フランス中部ロワールが主な産地で、南アフリカ、カリフォルニアのセントラル・ヴァレー、ニュージーランドやオーストラリアでも作られます。
質の高い辛口、半甘口、甘口のワインが作られるため、味わいも様々です。完熟したブドウからは高級感ある甘口な味が、冷涼な地域では酸味の強い甘口な味になります。
蜂蜜の香りを感じることができ、酸味は高めです。
ミュスカ
フランスのコート・デュ・ローヌ地方とラングドック・ルーション地方とアルアルザス地方、イタリアのピエモンテ州、ギリシアのサモス島が主な産地で、とにかく爽やかさが特徴です。
爽やかでフルーティーな味わいで甘口に適したブドウと言われ、マスカットやメロンのような甘い香りで、弱めのスパークリングワインや甘口ワインなどに使われています。
セミヨン
フランスのボルドー地方、さらにはフランスの南西地方で広く栽培され、オーストラリアのハンター・ヴァレー、アメリカのワシントン州、チリでも作られます。
香りは辛口なら青りんご、甘口なら蜂蜜の香りがします。
辛口から甘口まで様々なタイプが存在し、酸味が少なく、重みのある味わいが特徴です。
最後に
白ワインのブドウ品種と聞かれたら、
・シャドルネ
・ソーヴィニヨン・ブラン
・リースリング
・シュナン・ブラン
・ミュスカ
・セミヨン
と覚えておきましょう。実際に、製造工程や甘辛の違いに飲みごたえは様々なので、実際に飲んでみて、ブドウ種を確認しながら、実際にいろんな白ワインを飲んでみると、新しい発見が生まれるかと思います。好みのブドウ品種が見つかれば、ワインへの愛着も増しますね。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。
