満月に味わいたい!月見団子とワインのススメ
秋の夜長。秋は、夕日が沈んで朝日が昇るまでの時間が一番長い季節。満月も綺麗に見えて、心地よい夜の空気の中、月見をすることができます。
そして、月見のお供に最適なスイーツと言えば、月見団子。今日は、月見団子とワインについて掘り下げてみたいと思います。
そもそも月見団子って?
秋といえば、実りの秋。つまり、月見団子は、秋の収穫のお供え物だったのです。団子にススキを飾ったりしますよね。あれは稲穂に見立てていて、月見団子は収穫物である米の団子を用意したのが由来だと言われています。昔の人は、米の収穫がそれだけ生活を左右していたのです。
月見団子のレシピは?
月見団子のレシピは言うまでもなく白玉粉があれば、丸めて完成ですね。ただし、白玉粉に絹ごし豆腐を組み合わせると、簡単に柔らかくモチモチな白玉を作ることができます。コツは白玉粉と絹ごし豆腐を混ぜた時によく揉んで、二つをしっかり馴染ませることです。
月見団子の色はどうやって再現しているの?
月見団子に黄色や緑やピンクの色をつける方もいますよね。例えば、黄色であれば、小豆かぼちゃを練り込ませて、色を再現します。ピンクであれば、製菓用のピンクカラーシュガーや食紅。緑であれば、抹茶や緑のきな粉。食用色素や色粉などを使って、それぞれの色をつけるという方法もあります。
月見団子とワインは合わせやすい
シンプルな月見団子は、ワインを邪魔しないため、ワインと一緒にいただいてもまったく問題ありません。ただし、しっかりと熟成させて完成したワインと、白玉粉でシンプルにできあがった月見団子とでは、味わいの重みがズレ過ぎているとも言えます。
実際に月見団子を食べる時に、白玉にどのような味付けをしていくかで変わっていくでしょう。
モチモチの月見団子には、黒蜜きな粉がオススメ
月見団子を黒蜜きな粉でいただけば、甘口ワインでもぴったりの相性になります。きな粉の香ばしい感じが、樽の香りがするワインとマッチするでしょう。これは木製の串に刺した時の香ばしさも同じです。
みたらし団子の香ばしさもワインとのマリアージュを演出
白玉団子に香ばしい甘みのみたらしタレ。団子は香ばしさの宝庫ですね。香ばしさと言えば、濃厚な樽熟成のワインとのマリアージュが最高です。白玉なので、ワインの色も白でいきましょう。
ワインのミネラルが団子のミネラルと結びつく!
白玉自体に塩分を少し含ませて、塩っぽさをほんのり入れると、よりワインと合う月見団子を作ることができます。
最後に
以上、満月に味わいたい、月見団子とワインについて掘り下げましたが、いかがでしたでしょうか?
MELLOWでは月見のためのおつまみのレシピも公開しておりますので、そちらも参考にしてみて下さい。
参考:サーモンとズッキーニのセルクル仕立て 卵黄のせ
ワインと月見団子やおつまみで素敵な秋の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。