初心者が抱くワインの疑問!?聞かれたらこう答えよう!ワインFAQ
ワインってなんで造られた年が重要になるの?
ワインは原材料がブドウだけの飲み物です。清酒やビールの場合、原材料には水が含まれますが、ワインには使いません。ブドウ果汁をそのまま発酵させたものがワインそのため、同じ生産者が造る同じ名前のワインであっても、ブドウの収穫年によって、品質が変わってくるので、造られた年が重要になるのです。
ピンクのブドウはないのに、なぜ、ロゼワインができるの?
赤ワインの色素は果皮によるものです。赤ワインはブドウを軽くつぶしてから、実と果汁を漬け込み、果皮に含まれる色素を抽出します。よく熟した果皮や色が濃い品種を使い、抽出を強めるとより色が濃くなりますが、ロゼワインは赤ワイン同様に漬け込み、色素を抽出する時間を短くすることで、ピンク色になるのです。
スパークリングワインってどうやって炭酸を入れているの?
スパークリングワインは完全に発酵が終わったワインに、酵母と糖分を加えて二次発酵させて造られたものです。二次発酵ではなく、スティル・ワインに二酸化炭素を吹き込む製法もありますが、二酸化炭素吹き込み製法で作られたワインは、泡が粗く、スッキリとした味わいで、安価なものとなっています。
甘口の赤ワインって存在するの?
赤ワインはほとんど辛口です。、赤ワインは辛口、甘口とはほとんど表現しません。
壁ドンでワインのコルクが開ける方法がある?
ワインオープナーを使わずに、コルクを開ける魔法のような技があります。まさに壁ドンです。
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白ワインにはどんなブドウが使われているの?
白ワインには、シャルドネセミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、甲州、マスカットなどのブドウが使われています。
シャンパンの定義って何?
シャンパンと聞くと、泡がシュワシュワと立ったワインを想像しますが、むしろ、産地を想像する方が正しいのです。シャンパンを正しく説明すると、「シャンパーニュ地方で伝統的な製法で作られた発泡性ワイン」となります。
ボルドーって赤い色をしたワインのこと?
ファッションなどでボルドーは「鮮やかな赤よりも、落ち着いた深みのある赤」という色を示す単語になっているので、ボルドーと聞くと赤ワインばかりを想像してしまうかもしれませんが、ボルドーはフランス南西部にあるワインの産地です。ボルドーワインを名乗るには、一定の基準を満たして作られたワインである必要があります。
同じ良いワインなのに、お店によって味が異なることがあるって本当?
本当です。ワインは出荷された後も瓶の中で熟成を続けています。扱い方や保存の仕方を乱暴にしてしまうと、せっかくの熟成がストップしてしまい、本来の風味を失ってしまうことにもなりかねません。たとえばワインを立てて並べているお店がありますが、本来は横に寝かせて保存しなくてはいけません。ワインを横に寝かせることでコルクを常に湿らせて膨張させているのです。
ワインの保存環境三原則って?
ワインの最適な保存環境は三原則に留まりません。ただし、まずは、「保存温度差の少ない13~15度」、「湿度は75%前後」、「光が入らない暗所」の保存環境を覚えておきましょう。
オーガニックワインはどれぐらいオーガニックなの?
EU法では、化学肥料や農薬を使わなまま3年以上経った畑の農作物で、公的機関の承認を得たもののみが「有機」や「オーガニック」を名乗ることができます。オーガニックワインの中でも最大限に自然のままの製法で作られたワインが存在し、それはビオワイン、自然派ワインと呼ばれています。
ワインの味ってブドウがすべてでしょ?
実は「ワインの味=ブドウの質」だけではなく、ワインには味が決まる多くのポイントがあります。シンプルな原材料にもかかわらず、それだけ味が変わりやすいということなのです。ワインの味が決まるポイントは、「1、栽培…ブドウの品種、気候、土壌」「2、醸造…浸漬時間、発酵温度、発酵時間、熟成方法」「3、流通…振動、温度、光」「4、飲酒…時間、温度、ワイングラス」と、非常に多いのです。