夏に赤ワインを美味しく飲める“しゅわしゅわフルーツ”
夏こそ赤ワインと炭酸の組み合わせ
真夏の暑い時期は、冷やした白ワインや発泡ワインをごくごく飲むのが美味しいですよね。一般的に「赤ワインは室温で、白ワインは冷やして」飲むものと考えられています。
しかし「室温」とはいっても、ヨーロッパの気候を基準にしているため、14度~18度くらいを想定されています。日本の蒸し暑い夏のように30度を超えるような場合は、赤ワインも冷やした方が美味しく飲めます。冷蔵庫で1時間ほど冷やしたり、急ぐ場合は氷水に5分ほど浸したりすると適温になります。
また赤ワインを冷たい炭酸で割ったドリンクはすっきりとして飲みやすいです。「キティ」は赤ワインをジンジャーエールで割ったドリンクです。「子猫でも飲めるほど飲みやすい」ことから名前がついたとか。スペインのバルでは「ティント・デ・ベラノ」が定番ドリンクとして人気があります。直訳すると「夏の赤」という意味で、赤ワインを炭酸水で割ったものです。夏にはしゅわしゅわの炭酸の刺激が欲しくなります。
MELLOWでは、ノンアルコール赤ワインで作る「いちご入りキティ風カクテル」を公開していますので、そちらも参考にしてみて下さい。
しゅわしゅわフルーツとは?
出典:グノシー
「しゅわしゅわフルーツ」という言葉を聞いたことがありますか?
果物を炭酸水に浸しておくだけで、しゅわしゅわの食感になるんです。皮ごと浸すので果物の甘みは保ったまま、食感はとても爽やかになります。
このフルーツと浸しておいた炭酸水、赤ワインをミックスすると、とてもすっきりとしたドリンクのできあがりです。見た目も華やかで綺麗なので、パーティーやおもてなしにも活用できそうですね。
基本的にはどんな果物でも作ることができますが、特に果汁が多いものや皮が薄いものが向いています。皮をむいて浸してしまうと、炭酸水の中にフルーツの甘みが逃げ出してしまい、味がぼやけたものができてしまいます。バナナなど皮が厚めの物はむいた方がいいですが、ぶどう、みかん、りんごなどはそのまま漬け込みましょう。
しゅわしゅわフルーツの作りかた
出典:クックパッドニュース
このしゅわしゅわフルーツの作りかた、とっても簡単です。用意するのはお好みのフルーツと炭酸水、保存用の密閉袋や瓶だけです。袋や瓶によく洗ったフルーツを入れて、ひたひたに浸かるくらいの炭酸水を注ぎ、空気をできるだけ抜いて真空状態を作ります。それを冷蔵庫に一晩置いておけば、翌日にはしゅわしゅわのフルーツが食べられます。
キンキンに冷やしたしゅわしゅわフルーツ(炭酸水ごと)と赤ワインを混ぜたドリンクは、フルーツの甘みも加わって女性でもごくごくと飲める美味しさです。夏の食前酒にはぴったり。また炭酸水には胃腸の活動を活発にしてくれる働きがあるので、食欲の落ちる夏には最適です。この夏ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。