度は行ってみたい人気ワイナリー10選【試飲・見学・レストラン】を楽しもう!
ワイン好きにとって、ワイナリーはテンションが上がる天国のような場所ですね。試飲ができて、ワイン製造の過程や施設を見学できて、隣接するレストランやホテルでワインのマリアージュを楽しめる。
今回は、そんな日本にある素敵なワイナリーを10カ所ご紹介していきます。
1、北海道 さっぽろ藤野ワイナリー
札幌市の中心部から車で30分で行けるアクセス良好なワイナリーで、ブドウ畑がある山はおよそ7万5千坪あり、エルクの森パークゴルフ場と同じ敷地にあります。ゴルフ好きでワイン好きな方は良いですよね。
また、併設するレストランでは、パスタ・ピザ・ワインなどをアットホームな雰囲気と大自然の中で味わうことができ、さっぽろ藤野ワイナリーのワインも勿論、ワインを使用した特製アイスクリーム、シェフ特製ケーキを味わうことができます。
ワイナリーでは気軽にテイスティングをすることができます。
2、山梨県 シャトー・メルシャン
シャトー・メルシャンは日本ワインの元祖とも言えるワイナリーです。明治時代に「大日本山梨葡萄酒会社」として創業し、現在まで続く老舗中の老舗です。
シャトー・メルシャン セラーでは、ビジターセンター地下に広がる樽育成庫・瓶貯蔵庫を見学することができます。優雅で上品な空間です。
またワインミュージアムのテイスティングカウンターでは、常時20種類以上のグラスワインが用意されていて、カウンター越しに知識豊富なワイナリースタッフとの会話を交えつつ、テイスティングを楽しむことができます。
そして、なんと、カフェカウンターではワインに合う軽食をブドウ畑が広がる勝沼の風景を眺めながら、堪能することができます。
その他にも、広大な空間に並べれたワインが並ぶワインショップ、現存する日本最古の木造ワイン醸造所『旧宮崎第二醸造所』、祝村ヴィンヤード(見本ブドウ園)など、様々な施設を楽しむことができます。
3、新潟県 岩の原葡萄園
「日本のワインぶどうの父」川上善兵衛さんが自宅の庭園に鍬を入れ、葡萄園を作ったことから始まった岩の原葡萄園。日本ワインの歴史でも非常に重要なポイントです。
明治時代に造られた現存する日本最古の石造りのワイン蔵があり、今でも現役で活躍している姿を見ることができます。自然を利用したワイン造り「雪室」も必見です。
ワイナリーレストラン 金石の音(きんせきのね)は、地元の食材を活かしたワインに良く合うお料理と、岩の原自慢のワインのマリアージュを楽しむことができます。
4、長野県 ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー
ヴィラデストワイナリーは、長野県東御市の標高850メートルの岡の上にあるワイナリー。イナリーの設備や作業の様子は常時カフェの席から見る事ができます。また、営業期間中の土日、祝日には無料のワイナリーツアー(13:00からと15:00からの2回/各回定員15人)を開催しています。
畑から採ったばかりの野菜やハーブをオープンキッチンで料理するヴィラデストカフェもこれまた最高です。オープンキッチンから栽培から調理に至るすべての過程を楽しむことができます。夕陽を眺めたい方は、西向きのテラス席がおすすめだそうです。
ワイナリーショップには、玉村豊男の絵が描かれた食器、絵はがき、Tシャツ、ガーデニンググッズなど、様々なオリジナル商品が揃っていて、自家製ジャムやジュースを買うこともできます。
7ヘクタールのブドウ畑は長野県らしさを感じられる景色で、居心地も抜群なワイナリーです。
5、栃木県 ココファームワイナリー
足利市の山の急斜面に位置し、特別支援学級の担任をしていた先生が立ち上げたワイナリーです。2000年の九州沖縄サミットでワインが使用された事により注目を浴びています。
5種類のワインをワインショップのカウンターで楽しめるワインテイスティング、葡萄畑やワインづくりの現場をスタッフが案内してくれるワイン見学コースなど、様々なワイン体験コースが用意されてあります。
おすすめは、ワインテイスティング付きのお食事を楽しめるワイナリー特別コース、もしくは、栽培 ・醸造にかかわるスタッフが畑や醸造場を詳しく案内し、各種ワインの本格的にテイスティングするワイングロワーズセミナー。
ココファームのカフェでは、葡萄畑を眺めながら、新鮮野菜やハーブ、足利マール牛など、地元の農産物や安全な素材を中心に、美味しい料理を味わうことができます。
6、静岡県 中伊豆ワイナリーヒルズ
ドライバーも嬉しい宿泊できるおすすめワイナリーです。東京・名古屋から2時間で行ける好アクセスで、豊かな自然とスパが融合したリゾート感溢れています。
窓からは葡萄畑を一望できるお洒落なサロンがあります。また、ヒルズワイン蔵では静寂と威厳に包まれた樽熟成庫と瓶熟成庫を見ることができます。ワインを醸造したあとに残る葡萄の皮や種(ヴィナッチャ)から造るグラッパというお酒の蒸留所もあります。
その他にも中伊豆の畑で育った葡萄で作ったワイン、輸入ワインのナパワインや、カリフォルニアワイン、オリジナル商品のジュースやジャム、ワインに合うおつまみとして、ソーセージやチーズがそろったワイングッズショップがあります。ホテルの部屋での宴の品物を買って、部屋で楽しく飲むのも良いですね。
7、京都府 丹波ワイナリー
京都のお洒落で洗練された雰囲気を感じられる丹波ワイナリー。農園・ワイナリー見学と試飲は無料、見学は専任スタッフが案内してくれます。
また、ワイナリーレストラン「du Tanba」では、黒毛和牛とトマトのラグー地野菜ソテー、京都美肌豚ロースのグリル春野菜のリゾット添え、丹波黒鶏と香草パン粉のオーブン焼きマスタードソース、旬の魚介料理 シェフスタイル、京都産黒毛和牛のもも肉ロースト岩塩とバルサミコソース添えなど、丹波ワインと最高のマリアージュを織りなす料理を味わうことができます。
8、大阪府 河内ワイナリー
日本全国で有数のぶどう産地だった河内ワイナリー。なんと少人数の方も工場見学や講習会が受けられる「 ワイナリー見学会」を月に一度開催。木造建築の温かみ溢れるワイナリーを少人数で回れるのは嬉しいですね。
採れたての駒ケ谷名物デラウエアをつまみながら、食事をワンプレート楽しむことができます。もろん試飲を行うこともできます。
9、島根県 奥出雲ワイナリー
エントランスが緑の芝生で爽やかなワイナリー。1階のゲストハウスには、ワイングッズや試飲カウンターがあり、窓外に広がる奥出雲の豊かな自然を眺めながら、地元食材を使ったプレートランチやコースランチ、チーズフォンデュなどの食事を楽しむことができます。
そして、地下にはバリック樽に詰められたワインの熟成を見学することができます。ギャラリーには、絵画、写真、陶芸、木工作品、押し花、手芸など様々な作品が展示されています。
さらに、奥出雲ワイナリーでは、ワインに関するイベントにも力を入れています。春の「ワインパーティー」ではワイナリーの庭に様々なジャンルのレストランが出店し、ライヴ演奏を聴きながらワインと食事を楽しむことができます。秋の「シャルドネ収穫イベント」は収穫に参加し、しっかりと収穫で汗を流した後にはワイナリーの庭で美味しい昼食とワインを味わえます。
その他、「薪割り会」では薪ストーブで使う薪を皆さんと一緒に割ったりと、特徴的なイベントがあり、これからますます素敵なイベントが開催されるかもしれませn。
10、宮崎県 綾ワイナリー
南九州で初めての本格的な観光ワイン工場として始まった綾ワイナリー。綾町産のぶどう ・ブラックオリンピアをはじめ、キャンベルアーリー、デラウェアなど宮崎県産を中心に国内産ぶどうを100%使用し、香り豊かなワインを生み出しています。
ヨーロッパ風の外観は、南仏の小さなワイナリーのようで、館内には、見学コースを設けており、紹介パネルを見ながら、瓶詰め・貯蔵などのワインの製造工程を見学することができます。また、多くのワインを試飲できる他、近隣施設では、露天風呂がある入浴施設や渓流のせせらぎが心地よく耳に届き、緑が目の前に溢れる宿泊施設があります。
雲海酒造の酒蔵もあるので、お酒好きの方も良いでしょう。綾は日本最大級の原生的な照葉樹林が広がる町です。宮崎独特の雰囲気を味わいながら、ワインを楽しむことができます。
最後に
以上、一度は行ってみたい人気ワイナリー10選でしたが、いかがだったでしょうか?
今回は、北海道、新潟、長野、山梨、栃木、静岡、京都、大阪、島根、宮崎のワイナリーを紹介しました。
観光がてらに寄るのもいいですし、ワイナリー目的で行って、その後、観光を楽しんでも良いですよね。ぜひ、ワイナリーに行きたいと思っていた方は、参考にしてみて下さい。