イタリア屈指のスパークリングワイン「プロセッコ」
食前酒としても最適で、口当たりも良く、どんな人でも美味しく飲めるスパークリングワイン。
そんなスパークリングワインの中でも、ひと際魅力を放つのが「プロセッコ」。
そこで、今回はプロセッコワインについて掘り下げていきたいと思います。
プロセッコとは?
プロセッコとは、イタリアのスパークリングワインです。
イタリアのスパークリングワインは「スプマンテ」と呼ばれていますが、「スプマンテ=プロセッコ」のイメージが定着するぐらい、イタリアのスパークリングワインの代表格となっているのがプロセッコです。
では、なぜ、プロセッコワインが注目されているかというと、イタリアの特定の畑で育てられたワインだけしかワインの名称をプロセッコと名乗れないからです。
しかも、イタリアワイン法上もっとも基準の厳しいカテゴリをクリアしなければなりません。
だからこそ、プロセッコには価値があるのです。
プロセッコの味は?
気になるプロセッコワインの味わいですが…
・アップルのような果実の香り
・酸味がフレッシュ
・心地良い口当たり
が特徴です。
食前酒として飲んだら、食が進みますよね。
シャンパンの代わりに、プロセッコ、大いにアリです。
一年中美味しく飲むことが出来ますが、爽やかさ、フレッシュさ、口当たりの良さから、夏に飲むと、心も体も潤いリフレッシュできます。
仕事から帰ってきて一杯、お風呂上がりの一杯、休日のお昼から一杯、どんな状況でも心地良くしてくれます。
プロセッコに合う料理って?
プロセッコと相性が良い料理ベスト3は、
・魚料理
・チキンを使ったパスタ
・チキンを使った米料理
です。
プロセッコは、「料理をお膳立て」する味わいを持っているので、基本的には料理を選ばずに、美味しく頂けます。
夏バテで食欲がないときに、さっぱりした塩味の魚料理とプロセッコを組み合わせれば、ご飯が進みますよ。
冬なら、水炊き鍋との組み合わせで、心も体も温まる味わいを爽やかに持続させることができます。
プロセッコを飲みたいと思った方へ
プロセッコにも、様々なワインメーカーが作ったものが存在します。
プロッセコは、地域が特定されているため、風土は基本的に似ているので、良いプロセッコは…
・賞を受賞している
・豊富な質を持った土壌で造られている
という違いをみると良いでしょう。
その一つとして挙げられるのが、テヌータ・サントーメ社のプロセッコです。
テヌータ・サントーメ社のアルモンド氏は、2010年にイタリアの農業大臣から功労賞を受賞しています。
イタリア・ヴェネト州の古都トレヴィゾにあるブドウ栽培地には異なる土壌の三つの畑があり、香りのよいプロッセコの栽培に非常に適しています。さらに畑では、良質の房のみを熟させるために間引きを行うなど細心の注意が払われ栽培されています。
また、「地球にも人にも優しいワインをつくりたい」という理念のもと、太陽光発電でのワイン作りを実現。ブドウ栽培からワイン醸造まで行っているワイナリーだからこそ実現可能な“こだわり”でテヌータ・サントーメ社は温室効果ガス排出量を抑える働きのある太陽光発電の設備を導入し、60ヘクタールの自社ブドウ畑とワイナリーへの電力供給を全てまかなっています。この太陽光発電の装置を配置したことにより、1年あたり98.2トン分の二酸化炭素の放出を抑えており、自然環境に配慮したワイン作りに成功しています。
これから暑くなる季節、特にプロセッコはあなたの舌も心も体も潤してくれる必需品になるかもしれません。