スンドゥブ、チヂミ、ビビンバ…韓国料理とワインのマリアージュについて
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女性であれば、野菜が豊富に使われている韓国料理が大好きな方も多いのではないでしょうか?そこで、今回は韓国料理とワインのマリアージュについてお伝えしていきたいと思います。
1、赤ワインで贅沢な時間を過ごしたくなるスンドゥブ
韓国料理店に行くと、キムチ、焼肉などを一通り食べて、余力があれば、スンドゥブという方も多いかもしれません。しかし、スンドゥブは専門店もあるほど、メインとしての魅力を持った韓国料理です。
スパイシーさがありながらも、魚介のダシが効いているスンドゥブは、多彩なコクがあり、見た目以上に、作り込まれた味わい深さがあります。その味わい深さが赤ワインとぴったり重なるのです。
ワインは卵と合わないとされていますが、スンドゥブの場合は、卵があっても問題はありません。卵なしでスンドゥブを頂くと、より赤ワインにしっくりくるでしょう。
2、さっぱりジューシーなチヂミは白のスパークリングワインが最高!
タマネギ・ニラ・ニンジン・ネギをふんだんに使ったチヂミは、モチモチとカリカリのコラボレーションがたまらない韓国料理ですよね。タレと赤ワインの味の相性は良いですが、タレの脂っぽさを考えると、その脂を流してくれる白のスパークリングワインが最高にぴったりです。
海鮮のチヂミは、魚介と白のスパークリングワインの教科書通りのマリアージュです。辛口スパークリングワインとチヂミの組み合わせは、ビールと唐揚げのように相性ぴったりです。
3、赤でも白でもお箸が進むタッカルビ
ぶつ切りにした鶏のもも肉とニンジン・タマネギなどの野菜を、甘辛いコチュジャンをベースにしてタレをかけ鉄板の上で炒めて食べるタッカルビ。
甘辛のタレ感と、その食べやすさは、赤でも白でもどちらでも相性抜群。味の重厚感、鉄板で熱いうちに食べる間の取り方、料理としてのゴージャスさを考慮すると、白のスパークリングワインがオススメです。
4、ワインと合わないはずがない韓国焼肉の殿堂サムギョプサル
韓国料理と言えば、焼肉ですが、その中でもサムギョプサルは大人気ですよね。しっかりと焼けたお肉は、岩塩を溶いたごま油、青唐辛子のスライス、ネギの和え物、ニンニク、サムジャン(味付け味噌)で味付けをし、サンチュやエゴマの葉などに巻いて食べるなど、食べる人によって、かなりのアレンジができるのも魅力。
サムギョプサルはどんな食べ方をするのかによりますが、基本的にはワインを選ばないマリアージュの優れものです。赤ワインで頂く場合は、キムチを入れ、サムジャンを少し多めにすると良いでしょう。
5、石焼でアツアツ、おこげまでおいしい石焼ビビンバ
韓国料理の定番中の定番であるビビンバ。熱めのご飯の上に具材を乗せて食べるビビンバの場合は、卵とワインとの相性、ご飯ものであることを含めると、全体として、相性が抜群とは言い切れません。
一方、アツアツの石焼で具材とご飯をしっかり混ぜるのであれば、卵そのものはご飯や具材に溶け込み、全体的に炒飯のようになるので、白のスパークリングワインでおいしく頂くことができます。
最後に
以上、韓国料理とワインのマリアージュについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ぜひ、韓国料理屋さんで、ワインを注文できる際は、マリアージュにチャレンジしてみて下さい。ワインにぴったりなスンドゥブやチヂミは家庭でも作ることができますので、気軽にトライしてみてはいかがでしょうか。