実録!絶対に買ってはいけない3つのワイン
怖いことを言っているかもしれませんが、世の中には買ってはいけないワインが存在します。
買ってはいけないというよりかは「ハズレ」ですね。
ワインとは非常にデリケートな飲み物で、醸造地が良くても、醸造方法が悪かったり、醸造方法が良くても、保存方法が悪かったり、とにかく、多くの要因で、味が変わりやすい飲み物と言うことができます。
なので、せっかくいいワインでも「ハズレ」を引いてしまうリスクは常にあります。
コルクで栓をされたワインの5%が、またコルクにより味に何らかの影響を受けたものまで入れると全体の10%が影響を受けていると言われているんです。
「実はふたがコルクじゃないワインの方が美味しい!?スクリューキャップのススメ」でも説明していますが、ふたがコルクのワインボトルの10本のうち1本は、大なり小なり何かしらコルクによる汚染を受けている可能性があります。
そこで、今回は絶対に買ってはいけないワイン、ハズレを選ばないためのテクニックについて述べていきたいと思います。
ラベルやキャップシールが汚れているワインは要注意!
ラベルやカップシールが汚れている場合、それはワインの液が漏れている可能性があります。
保存状態が悪く、急激な温度変化にさらされると、ボトルの中のワインと酸素が膨張します。
急激な温度変化にさらされるということは、ワインがいろんな場所に置かれている可能性があり、ボトルがいろんな場所へに行くということは、それだけ外面が汚れるリスクも増えます。
あくまで可能性ですが、輸入や配送状態が悪いことが推測されます。
コルクがきちんと収まっていないワインは要注意!
コルクが飛び出したり、下がっていたりしている場合も、急激な温度変化の影響を受けている可能性が考えられます。
温度変化によって、ワインと酸素が膨張すれば、コルクは持ち上がりますよね。温度が下がると、逆にコルクが下がります。
お店でのワインの保存方法が雑である可能性がありますよね。
量が少なめに見えるワインは要注意!
ワインの量が減ることはぜんぜんおかしいことではありません。
コルクが劣化して弾力性がなくなっていくと、ワインが外気に触れます。ワインが酸化するんですね。
熟成をウリにしているワインであれば、ワインの量が減っていくことは理解できますが、若いワインを買おうとするときに、ワインが目減りしているということは、コルクが不良な状態と言えるかもしれません。