ノンアルコールワインを楽しむ皆様に。

   
2022/3/25 posted

ベルギービールといえばコレ!トラピストビールを飲んでみよう

   

  楽しむ・学ぶ

 

ビール王国と言われるベルギー。
北海道の大きさのたった1/3しかない小さな国・ベルギーですが、国内には125の醸造所があり、約780種類ものビールが作られていると言われています。

個性あふれるベルギービールにはさまざまな種類・味わいの品があります。
その中でも、特にベルギーらしいビールが「トラピスト」と呼ばれる種類のビール。飲んだことはないけれど、名前は聞いたことがあるという方も多いと思います。
今日は、このトラピストビールについて、トラピストビールの歴史や味わい、有名な銘柄など、ビール好きならぜひ知っておいていただきたいポイントを解説します。

◇トラピストビールの国、ベルギー

トラピストと聞くと、「トラピストクッキー」を思い出す人も多いのでは?
トラピストクッキーは、北海道の「灯台の聖母トラピスト大修道院」で作られているクッキーで、一昔前は北海道土産の定番としてよく知られていましたよね。
そんなわけで、トラピストビールと聞くと、「修道院で作っているビールかな」と自然とイメージされる方も多いと思います。

ですが、修道院で作られるビール = トラピストビールではないことはご存知ですか?
実は、トラピスト(トラピスト会)とは、カトリックの修道会の一つである「シトー会」の別名。なので、修道院で作られているビールでも、トラピスト会以外の修道院で作られるものについては、トラピストビールと名乗ることは許されないのです。

世界には171のトラピスト会修道院があります。
これらの修道院で、トラピスト会によって定められた規則に従って製造されたビールのみが、トラピストという名称の使用と、ラベルにトラピストビールのロゴを入れることが許されます。
2021年1月時点、トラピスト会の修道院のうちビールの生産を行っているのは14カ所。その中で、Authentic Trappist Productのロゴマークを付けることを許されているのは11銘柄のみです。
このように、限られた修道院でのみ作られる貴重なビールがトラピストビールなのです。

ちなみに、トラピスト会以外の修道院で作られるビールについては、「アビービール(修道院ビール)」と呼ばれ、同じ修道院ビールでもトラピストビールとは明確に区別されています。

◇なぜ修道院でビール?

さて、そもそもなぜ祈りの場所のはずの修道院で、ビールの製造がされるようになったのでしょうか?
そのきっかけとなった人物は、9世紀に広く西ヨーロッパを統一したフランク王国の国王であり、同時にローマ帝国皇帝でもあったカール大帝((在位:768年 – 814年)です。

カール大帝は、キリスト教による統治を目指し、各地に教会や修道院を建てて領土の統治をおこないましたが、この時に各地の修道院で行われた活動の一つがビールやワインの製造でした。
当時のヨーロッパでは、飲用に適した衛生的で美味しい水を手に入れるのはとても難しいことでした。そのため、安全に飲めて保管もきく飲料として、ビールやワインの製造が発達したのです。
特に、ビールは製造工程で麦芽を水で煮沸するため雑菌が殺菌されるので、水よりずっと安全な飲料として日常的に人々に消費されました。
そして、この日常的にビールを飲む習慣は、17世紀にアジアやトルコとの交易でお茶やコーヒーがヨーロッパに入ってくるまで続いたのです。

また、修道士たちは祈りのために断食する習慣がありますが、断食中でもビールの摂取は認められています。
麦から作られたビールは、糖質やたんぱく質など豊富な栄養を含む、いわば「飲むパン」。修道士たちは、断食中の栄養補給としてビールを飲んでいたそうです。

これらのような理由から、各地の修道院では盛んにビール作りが行われるようになったのです。

なお、当時、日常的に消費されていたビールは、現在のものよりもずっとアルコール度の低いものでした。
研究によると、ヨーロッパの中世後期、ビールが主な飲み物であった地域では、人々は食事のたびにビールを飲んでおり、一人あたりの年間消費量は300リットル以上にものぼったそうです。
現在の日本人の平均ビール消費量が年間43リットルであることを考えると、いかにその量が多かったかが分かりますね!

ちなみに、もともと、気候が温かくブドウの栽培が可能なヨーロッパの南部では、古くから盛んにワインの製造が行われていました。
それに対して、大麦を使ったビールの製造は、ブドウが実らない北部ヨーロッパでゲルマン人の手により行われていました。
カール大帝による西ヨーロッパ統一は、このようにもともとゲルマン人の文化であったビール製造を、ビール文化のなかった地域にまで広く伝えることにもなったのです。

◇ベルギーのトラピストビール、銘柄は?

世界で全11銘柄のトラピストビール。そのうち、5銘柄がなんとベルギー国内に存在します。
なるほど、ベルギーがトラピストビール大国と言われるゆえんですね。
その5銘柄がこちら。ベルギーを代表する有名ビールが並んでいますね!
Chimay シメイ(スクールモン修道院)
Orval オルヴァル(オルヴァル修道院)
Westmalle ウェストマール(ウェストマール修道院)
Rochefort ロシュフォール(サン・レミ修道院)
Westvleteren ウェストフレテレン(シント・シクステュス修道院)


なお、残りは、オランダに2銘柄、オーストリア、アメリカ、イタリア、イギリスに各1銘柄となります。

◇トラピストビール どんな味?

さて、では気になるトラピストビールのお味は?
トラピストビールのスタイルは、上面発酵酵母を使用したエールビールです。
アルコール度は6%~11%程度と高め。中にはダブル、トリプルといった通常のビールの2倍、3倍の原料を使うビールもあり、麦の甘みと、酵母による深みが感じられます。日本人の私たちが通常飲み慣れているビールと比べると、はるかにボリューム感のある濃厚な味わいが特徴です。

また、瓶詰後に再発酵(瓶内二次発酵)・熟成を行うため、製造からの日数やボトルサイズによって、同じ銘柄であっても状態や味が異なるというのも面白い点です。
アルコール度が高いものは長期保存が可能で、銘柄によっては製造から数年間、熟成による変化を楽しみながら美味しく飲むことができます。
まさに、高級ワインのような楽しみ方ができるのがトラピストビールなのです。

◇トラピストビール 美味しい飲み方は?

・適温を守るべし

アルコール度が高く、濃厚な味わいのトラピストビール。
冷蔵庫で冷やし過ぎてしまうと、その豊かで奥深い味わいをシッカリと感じることができません。
通常私たちが良く飲むラガービールの場合、5~7℃(冷蔵庫から出したばかりの温度)が飲みごろですが、トラピストビールの場合は、熟成による複雑な味わいを十分に感じられるよう、それより高めの8~12℃くらいで飲むのがおすすめです。
なお、色が黒っぽいものほど、温度を高くしたほうが美味しさが感じられますよ。

・グラスにもこだわりを!

ベルギービール専門店に行くと、各醸造所オリジナルの趣向を凝らしたデザインの専用のグラスでサーブされることが多く、トラビストビールの場合、聖杯型と呼ばれるタイプのグラスで出てきてとても気分が上がります。

ちなみに、自宅でビールを飲む場合は、タンブラーに注ぐことがほとんどと思いますが、芳醇な香りが持ち味のトラピストビールの場合、それはNG。
香りをシッカリととらえられるよう、ふくらみのあるビールグラスで飲むのが良いでしょう。
なお、一般的には、ご自宅に専用ビールグラスを持っている方はあまりいないと思いますので、その場合、ワイングラスのようなボディが膨らんで口が閉じたタイプのグラスで代用すると良いでしょう。複雑な香りをシッカリととらえて堪能できますよ!

・買ってきてすぐ飲むのは我慢

そしてもう一つ、皆様、あまりご存じないかもしれませんが、実はビールは買ってきてからすぐに飲んでは、おいしさが半減してしまうのです。
というのも、輸送中の振動で炭酸がビールの外に出てきて缶や瓶の上部にたまった状態になっています。そのまま開栓すると、ビールの命である炭酸が一気に抜けてしまうことになりかねません。

また、トラピストビールのように瓶内で二次発酵・熟成を行うタイプのビールは、瓶底に醗酵を終えた酵母がオリとしてたまっていますが、輸送時にこのオリがビール内に巻き上がってしまいます。

なので、一般的にビールは買ってきてすぐに飲むのはNG。冷蔵庫の振動の少ない場所に置き(ドアポケットはNGです)、立てた状態で一日以上休ませて、状態を落ち着かせるのが美味しく楽しむコツです。

なお、トラピストビールの場合、休ませた後も瓶底にオリがたまっているため、一気にグラスに注いでしまうのは良くありません。
グラスを斜めにし、瓶の上の方から静かに、まず瓶の7分目程度までの量を注いで、まずはオリのないクリーンな味わいのビールを楽しみましょう。

なお、オリはいわゆるビール酵母の成分で、豊富なたんぱく質やビタミンなどの栄養素を含んでいます。
ボトルに残ったオリを含んだビールはもちろん飲んでもOK。少しずつグラスのビールにブレンドして、味変を楽しんでもよいですね!

◇濃厚なトラピストビールの後は、爽やかなベルギービール ビア・デザミーで乾杯!

現在Mellow Storeでは、ネオブュル社製造のベルギービール「ビアー・デザミ」を販売中!
ビア・デザミーは、ビールやシードルの製造で120年を超える伝統をもつネオブュル社が造る、本格派ベルギービールです。アルコール度は5.8%とベルギービールとしてはやや低め。豊かな麦芽と、爽やかなオレンジビールが香る爽やかなブロンドエールです。

個性あふれるトラピストビールは好き嫌いが分かれる味わいですが、ビアデザミーは万人の口に合う、とても飲みやすいベルギービールで、ベルギービールの入門編としても最適です。

また、ビア・デザミーをベースに、「真空蒸留法」により脱アルコールしたノンアルコールビール「ビア・デザミー0.0」も、本格的なビールの味わいが楽しめるノンアルコールビールとしておすすめします。

BIERE DES AMIS ビアー・デザミ・ブロンド 330ml ×24本セット
¥13,992(税込・送料無料)

BIERE DES AMIS × BIERE DES AMIS0.0
ビアー・デザミ・ブロンド × ビアー・デザミ0.0 330ml 飲み比べセット

(アルコール入り3本+ノンアルコール3本の6本セット)
¥3,270(税込・送料別)

MELLOWは本格ワインのノンアルコールワインをオススメします!

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット/750ml

メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
辛口でキレのある口あたり、まろやかな酸味。
アルコール度数 / 
0.0%

よりドライな口当たりのノンアルコール・スパークリングワインが欲しいという声に応える商品。青リンゴとレモンを思わせる爽やかな果実味に、まろやかな酸味。キリッとした口当たりに、爽やかなはじける炭酸。辛口タイプのノンアルコール・スパークリングワインです。

デュク・ドゥ・モンターニュ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ/750ml

カロリー / 
27kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
甘口
アルコール度数 / 
0.0%

ノンアルコールなのに、まるでシャンパンの味。本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。お酒が飲めない方や、妊娠・授乳中の方、ドライバーの方にも安心して楽しんでいただける商品です。

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ/750ml

カロリー / 
23kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや甘口
アルコール度数 / 
0.0%

本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。ロゼは、輝くようなサーモンピンクの愛らしい色合い。華やかなアロマの香りも豊かなエレガントな商品です。

ヴィンテンス・シャルドネ(白) 製品

ヴィンテンス・シャルドネ(白)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ブルゴーニュ地域を代表する品種のシャルドネを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。シトラスの香りと複雑味のある豊かな味わいをお楽しみいただけます。鶏肉などの白身肉や魚の料理と相性がよいタイプです。

ヴィンテンス・メルロー(赤) 製品

ヴィンテンス・メルロー(赤)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ボルドー地域を代表する品種のメルローを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。フルーティーながらコクがあり、ブルーベリーの風味も感じられます。赤味の肉やチーズと好相性です。

Thanks for your reading!