高いワインを飲まなくても、ワインを趣味で手軽に楽しむ方法
高額ワインに手を出す必要はありません
ワインの楽しみは人それぞれです。ワインはいつ作られたか、どこで作られたか、どのように作られたか、どんなブドウで作られたか、誰が(どの醸造家が作ったか)など、様々な要因を楽しみ、さらには熟成を堪能するため、歴史的価値が乗っかって、かなり高額な飲み物が多く存在します。
高額なワインを楽しむのも、ワインの楽しみの一つですが、それはワインのすべてではありません。
ワインを本格的に趣味にするとお金が掛かるのは、その楽しみ方次第です。
世の中にはお手頃で上質な味わいのワインが沢山存在します
例えば、チリワインは、価格が他の産地に比べてお手頃にも関わらず上質です。そのため、日本ではフランスワインの輸入量を上回るようになりました。しかも、ブドウに天敵の「フィロキセラ」という害虫がいないため、ほぼ無農薬のオーガニック栽培が可能なのもチリワインの特長です。
このように、産地国単位でもワインは奥深い違いがありますし、ブドウ品種による味わいの違いだけでもかなりあるわけです。
高額なヴィンテージワインを知り尽くしている方でも、もしかしたら、お手頃な早飲みワインに精通していないかもしれません。
お手頃価格なワインは自分も相手も幸せにする機会が多い
お手頃価格というのは、「日常に溶け込ませやすい」という最大の特徴があります。つまり、どんな時も楽しめるのです。知人や友人とのパーティーでの食事からプレゼントにまで、お手頃価格のワインはぴったりです。
例えば、友達の好きなスイーツに合うワインをパーティーで持っていくことができたら、「ワインの趣味に精通している」イメージを持ってもらえます。結局は、ワインを通じて相手を幸せにすることができるワインの知識は、高いワインを味わう機会に恵まれていなくても構わないのです。
MELLOWで推薦しているデュク・ドゥ・モンターニュはノンアルワインです。アルコールが入った本物のワインから、アルコールを除去しています。しかも、ブラインドで飲むと、アルコール入りのスパークリングワインと区別のつかない味わいを感じられます。冷やして飲むとすごく美味しく、妊婦やスポーツに真剣に取り組む方や健康志向の高い方に喜ばれています。
いろんなワインを知ることで、いろんな人の生活スタイルとのマリアージュを提供することができるわけです。
お手頃価格のワインと料理やスイーツのマリアージュを突き詰めよう
「飲み物があるところに食べ物あり」といったように、多くの「飲む機会」には、食べ物が伴います。ワインと合う料理やスイーツに詳しくなることも、趣味としてのワインを深めるコツです。
料理には和食、フレンチ、イタリアン、中華、韓国料理など、多くのジャンルがあると思います。また、MELLOWでも、記事を公開していますが、フランスのプロヴァンスの地方料理やイタリアのピエモンテ州の地方料理といった具合に、ワイン名産地の地方料理を知ることで、ワインをより深く知ることにも繋がります。
和食におけるワインとの相性を探求していくと、よりワインが日常に馴染んでいきます。
地図や写真や動画でワインの産地を覗いてみよう
文字だけで知識を入れようとすると、具体的なイメージに欠けることもあります。特にワインは日本発祥の文化ではないため、日本とはかけ離れた内容がたくさんあります。ワインの産地の地図を見たり、その土地の写真を検索したり、動画で眺めたりすることで、産地に対する輪郭が理解でき、趣味としてのワインがより身近になっていきます。
スーパーやワインショップでポップやボトルを眺めてみよう
実際に知識を取り入れながら、定期的にスーパーのワインコーナーやワインショップへ行ってみましょう。ボトルにある解説だったり、お店のオススメのワインのポップを見ながら、情報収集を楽しんてみて下さい。
過去に、本を読んで取り入れた知識とクロスするような内容があったとき、よりその知識が記憶に深く留まるようになります。
飲食店のメニューにあるちょっとしたワインの解説を楽しんでみる
飲食店に行くと、メニューにはワインの銘柄とボトルと解説を書いてくている場合もあります。そうしたメニューを楽しんで読むのもワインを趣味として深めるコツです。
その店がなぜ、そのワインをおススメしているのか、食べて欲しい料理との相性が高いなど、理由なども書いてある場合もあります。飲んだことあるブドウ品種と飲んだことないブドウ品種のものがあれば、飲み比べをすることで、よりワインの知識が深まります。
そうやって、手軽に自分のアクセスできる範囲でワインを楽しんで行けば、それは立派な趣味となります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。