よく聞く「ボッテガワイン」って何?ボッテガワインの特徴について
ワインでよく「ボッテガ」という言葉を耳にしませんか?
今回は「そういえば、ボッテガって何?」と思っている方へ、ボッテガについて分かりやすく掘り下げて説明します。
ボッテガとは、イタリアのワインメーカーのこと
ボッテガとは、ボッテガ社のことです。
ボッテガだけで、ボッテガ社のワインを意味して呼ぶこともあります。
じゃあ、なぜ、「ボッテガ」とよく耳にするの?
一言で言えば、伝統×品質×デザインが優れたハイブランドなワインだからです。
ボッテガの強みとは?
原料からパッケージまでのすべてを自らの手で作り、一貫したコンセプトで高品質なものを正しい価格で実現することが、ボッテガの強みとなっています。
ボッテガの創業者はサンドロ・ボッテガ
サンドロ・ボッテガの父はグラッパ職人でした。
グラッパとはイタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種です。
父の職人気質な生き様を小さい頃から見ていたサンドロ・ボッテガは、なんと19歳でボッテガ社を設立します。
ボッテガ社を代表するプロセッコ
プロセッコとは白ブドウの一種です。
北イタリア、トレヴィーゾ県を中心とするヴェネト州、およびフリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の一部で栽培されています。
ボッテガ社は1900年代初頭から酒類の製造販売し、時代に先駆けプロセッコをはじめとするスプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)の製造・販売していました。
スプマンテは、爽やかでフルーティー、酸味の柔らかいプロセッコはブドウ本来の香りと味わいを楽しめるワインで、幅広い料理と好相性です。
世界初のメッキボトルのスパークリングワイン
ボッテガ社の強みは、冒頭でもお伝えしましたが、「伝統×品質×デザイン」の総合力です。
その中でも、他社を圧倒していたのが、デザインです。
いわゆるボトルやラベルなどのパッケージデザインの部分ですね。
サンドロ・ボッテガは、「スプマンテに美しいパケージを与えることで市場に画期的な変化をもたらした革命児」と言われているほどです。
メッキボトルのゴールドボトルは、一つの芸術品と呼べるクオリティになっています。
しかも、ボトルを作る工法もかなりのこだわりぶりで、純金を思わせる深いゴールドカラーを実現するために、特別なプロセスで三度にわたる塗装、メッキ加工を施しています。
さらには、「伝統×品質×デザイン」のボッテガ社、抜け目がありません。
三層のメッキ加工には、美しさだけでなく、直射日光や温度変化からワインを守り、フレッシュな味わいをより長持ちさせる効果もあります。
最後に
以上、ワインでよく「ボッテガ」という言葉について掘り下げてきましたが、いかがだったでしょうか?
ボッテガを知っていた方も、改めて、ボッテガについての知識が深まる内容だったと思います。
特にスパークリングが好きな方は、イタリアのスパークリングワイン、スプマンテを堪能してみて下さい。