ワインのコルクのちょうど良い開け方
コルクってなんとなく開けることができるけど、本当にちょうどいいやり方というのをいまいち理解していない方も多いのではないでしょうか?人前でワインのコルク栓を抜くとき、手慣れた手つきで抜けると素敵ですね。
そこで今回はもっとも一般的なT字型のワインオープナーで、らせん状に巻いた鋼鉄製のスクリューをコルクに差し込んで開ける「コルクスクリュー」のちょうど良い開け方について説明していきます。
正しいキャップシールの切り方を覚えよう
まず、キャップシールに、ナイフで一周ぐるりと切り目を入れてから、縦方向に1本切り込みを入れ、ナイフの先でゆっくりとはがします。コルク栓の中心に、ワインオープナーのスクリューの先端を刺します。スクリューが斜めに入ると抜きにくくなるため、コルク栓の中心に刺しましょう。
正しくスクリューを入れよう!
ワインオープナーを回しながら、スクリューを下まで入れます。スクリューを下まで入れることで、途中でコルク栓が折れるのを防ぐことができます。ただし、スクリューの先端が出るほど深く入れてしまうと、ワインの中にコルクの粉が落ちてしまうのでこれは絶対にNGです。
正しくゆっくり全力で引き抜こう!
最後はゆっくりと回しながらコルク栓を引き抜きます。無理にまっすぐ引き抜こうとせず、ゆっくりと回しながら力を加えるとうまく引き抜くことができます。
さて、ここで問題があります。皆さんがよく使うコルクスクリューは安価で定番アイテムとなっていますが、力を使って栓を抜くという単純なタイプなので、抜くときに音が出てしまったり、ボトルが揺れてこぼれてしまったりという失敗も多いです。
ここまできて、正しくスクリューを入れた後は、単純にゆっくりと全力で引き上げるというのがノウハウになります。焦ったら負けです。力を抜いても負けです。
スクリュープルと呼ばれるワインオープナーを使おう!
コルクスクリューを使っていると、誰にでも簡単に開けられ、しかもコルクの崩れないワインオープナーがないのかと、考えてしまいますよね。
あります!それがスクリュープルです。
上部のハンドルを回していくだけで、コルクに入ったスクリューが栓を押し上げていき、軽い力で自然にコルクが抜けます。 スクリュープルは指一本で抜栓できる優れものです。
コルクを開けることを任されたら、それはピンチじゃなく、自分をアピールするチャンス
いかがだったでしょうか?
キャップシールに切れ目を入れて、スクリューを真っ直ぐ先端が出ない程度に深く入れて、あとは力強くゆっくり引き抜く。
相手の家でのホームパーティーなどでコルクスクリューしか置いていない場合は、今回の知識を上手く活かしましょう。もし、スクリュープルを購入する機会ああれば、相手のホームパーティーなどに行く際は、持参しておくと、相手に喜ばれるかもしれません。
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