ワインを回す意味は?方向は?知っておきたいワイングラスの回し方
なぜ、ワインを回すの?
ワインを回す意味は端的に言うと、「ワインの味わいと香りを変えるため」です。
グラスを回す事でワインが空気に触れて酸化が進み、ワインの味わいや香りが急に変化します。
「ワインを回す=ワインを開く」
ワイン通の方々は、ワインを回すことを「ワインを開く」と言ったりします。ワインは空気に触れさせることで、ワイン本来の風味を取り戻していくので、ワインを美味しく味わうためには、抜栓した後にすぐに飲まず、少し時間を置いてワインを開かせてから飲んだ方が美味しく感じることができます。
「ワインを回す=ワインを開く=スワリング」
ワインのグラスを回して香りや味わいを変えて「ワインを開く」ことを「スワリング」と言います。
高価なレストランでワインを飲んでいる人たちは、よくワインを回していますが、スワリングは本来の味を楽しもうとする想いの表れとも言えますね。
一度、ワインを回したら、それ以上回す必要はありません
一度開いたワインは、短時間でさらに味わいが変化することはあまりありませんので、一度味が変わったと思ったら、スワリングはそこで終了で構いません。
一度、ワインを回したら、それ以上回す必要はありません
ステム(グラスの脚)をつまんで、グラスを滑らせるように回しますが、回す方向は右利きなら反時計回り、左利きなら時計回りです。
なぜ、そうなるかというと、回した時のワインの流れが座っている自分の方へ向かうようになるからです。つまり、ワインをこぼしても相手の方へこぼれないようにするための配慮なのです。
内側に向かって2~5回程度回しましょう
誤ってグラスからワインがこぼれないよう静かに揺らして下さい。ふざけて勢いよく回すのはNGです。クロスなどが掛かっていて滑らかになっているのであれば、回しやすいですね。
ワインをグラスを回すスワリングでワインの香りがたち、香りを楽しむことができます。
大人らしい雰囲気でスマートに振る舞えたら、自分の格も上がったように感じることができますよね。
最後に
以上、ワインを飲むときに、ワイングラスを回す、ワインを開くスワリングについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
まだ、ワインを回したことがない人は、ぜひ一度トライしてみて下さい。