お酒が飲めない時、ジュースやお茶ではなくノンアルコールワインが選ばれる理由はなぜ?
どうしても飲めない時や、そもそもお酒が苦手な人に最近人気なのがノンアルコールワイン。でも、アルコールが入っていないならジュースやお茶でもいいのでは?と思う人もいるかもしれません。
飲み会やパーティなどのお酒の席でノンアルコールワインが選ばれているのはなぜなのでしょう?
ソフトドリンクではなくてノンアルコールワインが選ばれる理由を、アンケートで探ってみました。
質問
回答数
飲み会の雰囲気を味わえる:69
味がおいしい:5
周りの人に気を使わせない:17
その他:9
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年1月21日~2月4日
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:100サンプル
飲めなくても、雰囲気を一緒に味わえる!
アンケートの結果、もっとも多かった回答は「飲み会の雰囲気を味わえる」というものでした。
・お酒の席ではやっぱりお酒を飲んでいる雰囲気を壊したくないです。(40代/女性/会社員)
・ノンアルコールワインはジュースと違って、少しの苦みもあり、アルコール風の味もし、ジュースを飲んでいるよりも断然雰囲気が違うから。(40代/女性/専業主婦)
・一緒にお酒の雰囲気を味合うためだと思います。ジュースやお茶だと子供でも飲めるので。(30代/女性/契約派遣社員)
お酒の席で周囲がお酒を飲んでいるなかで、自分だけジュースやお茶だと一緒に楽しんでいる感じがしませんよね。その点、ノンアルコールワインなら飲めない人でも飲み会の雰囲気を味わうことができる、という声が多く聞かれました。
同じノンアルコールとはいえ、ジュースやお茶だと子どもみたいで大人の飲み会の雰囲気にはあまり合っていないという意見もありました。
周りに気を遣わせないという気配り
アンケートの結果、2番目に多かったのは「周りに気を使わせない」、つづいて「味がおいしい」でした。
・お酒を飲んでいない人がいると場がしらけるから、飲んでいる風に見えて実はノンアルコールなワインはかなり使える。ポリフェノールも摂れて尚良い。(30代/女性/パートアルバイト)
・ノンアルコールワインだと見た目はワインにそっくりだし、ノンアルコールだと言わなければわからないので、周りの人に変に気を使わせたり、雰囲気を悪くしたりする可能性も少ないからじゃないかなと思います。(30代/女性/専業主婦)
・きちんとワインを作っている行程からノンアルコールにしていると友人から聞きました。ワイン並みのお値段も納得できます。滅多に飲めないのですけどね。(40代/女性/パートアルバイト)
飲めない人がいると、周りも「飲んでいていいのかな?」などと気を遣ってしまい、場が白けてしまうことがありますよね。
そんなときにノンアルコールワインは便利なので選ばれているようです。
見た目もワインとほとんど変わらないので、自分で言わない限りノンアルコールであることは分かりづらく、一緒に楽しい雰囲気を楽しむことができるというのがノンアルコールワインの魅力ですね。
「味がおいしい」を選んだ人は少なかったものの、ノンアルコールワインの美味しさも、人気の理由でしょう。
飲めないときに雰囲気を楽しむならノンアルコールワイン!
ノンアルコールワインは、お酒の席で雰囲気を壊すことなく、一緒にお酒を楽しんでいるかのような気分を味わえるという理由で選ばれているという傾向がわかりました。
車の運転があるときや、体質的にアルコールを受け付けないなど、飲めない理由はさまざまですが、飲める人は飲めない人がいるとなんとなく遠慮してしまうことがあります。
そんなときにノンアルコールワインなら、飲める人に気を遣わせずに場を盛り上げることができそうです。大人の雰囲気を楽しむなら、やはりお茶やジュースよりもノンアルコールワインがぴったりですよね。
飲みたいけど飲めない時には、ノンアルコールワインを試してみてはいかがでしょうか。