お酒大好き!でも子供も大切!アルコールは妊婦に絶対悪?
妊婦にアルコールが良くないことは世間的には良く知られていることで、妊娠中や授乳中に飲用を控えるように促しているアルコール商品がほとんどですよね。
アルコールは胎児の発育に悪影響を与えると言われているため、健康な赤ちゃんを産むために摂取を控えることは必要なことでしょう。
しかし妊娠期間はおよそ10ヶ月あり、お酒が大好きな女性にとっては長すぎる期間のようです。少しだけなら許されるのではないかと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
そこで全国の子供がいる女性100人にアンケートを取って、妊娠中のアルコール摂取についての意見を聞いてみました。
【質問】
妊娠中にお酒を飲むことに抵抗はある?ない?
【回答数】
ある:95
ない:5
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2015年9月25日~10月9日
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:100サンプル
妊娠中のアルコールは控えるべき!95%の女性が子供を最優先
アンケートの結果から95%の女性がアルコールは控えるべきだと考えていることが分かりました。
・一般的にダメと言われているのと、缶にも妊娠中・授乳中の方はお控えください。と書いてあるので、飲まなかった。早産や流産になったら嫌なので。(30代/女性/会社員)
・母子手帳にも妊娠中、授乳中の飲酒は控えるように書いてあるので。(40代/女性/自営業(個人事業主))
・お酒を飲まなかったとしても無事に生まれてくる可能性は100パーセントではないのに、敢えてリスクを負う必要はないと思うからです。(40代/女性/会社員)
・妊娠中は血液の中のアルコールがそのまま胎盤を通して胎児に摂取されると聞いたので。グラス単位で飲むことはないが、初めの一口を飲んだことはある。(30代/女性/専業主婦)
ほとんどの女性が妊娠中にはアルコールの摂取はするべきではないとの回答を選び、胎児への影響や早産、流産を懸念していることが分かりました。
お酒の缶や母子手帳にも妊娠中の飲酒は控えるように促してあることも理由のようで、お酒が胎児に悪影響を及ぼすのは一般常識となっていることも窺えました。
多くの女性が自分の欲求よりも子供が無事に産まれてくることを最優先に考えており、少しでも健康に産むために飲まないことを当然のように選択する傾向があるようです。
医者の指導のもと少しだけ‥。ストレスを溜めるのも良くない
5%の女性は飲酒をすることに抵抗がないと回答していました。
・グラス一杯程度のビールであれば、問題無いと産科の医師に言われていたので。(30代/女性/専業主婦)
・産院でいただいたお産のしおりには1日1缶(350ml?)は問題ないと書いてあったので、毎日ではないが実際に飲んだりしていた。2人出産しているが五体満足で生まれてきている。お酒よりも煙草のがよっぽど問題。(30代/女性/その他専門職)
・実際妊娠中は飲まないが、飲まない事がストレスになるなら飲んだ方がいいと思いました。(40代/女性/その他専門職)
この回答を選んだ女性も多量の摂取を認めているわけではなく、医師や産婦人科の指導の元、少しのアルコールなら摂取しても問題ないと判断しているようです。
ストレスの方を心配する声もあり、少しアルコールよりも大きなストレスにより胎児や妊婦自身が悪影響と考える傾向も見られました。
摂取量をきちんと守れるならお酒を飲んでも良いとする産院や医師がいることからも、妊娠中のアルコールの摂取は絶対に禁止ではないと言えそうです。
お酒は出来るだけ控えて!どうしても我慢できなければ医師と相談
アンケート全体の結果から、胎児を健康に育てるためや無事な出産のためにはお酒は必要ないと考える女性がほとんどであることが分かりました。
その一方で適量のアルコールなら摂取しても問題ないとする医師や産科があることも分かり、実際にその指導のもとお酒を口にした女性も見られました。
妊娠中のアルコールが絶対に悪いというわけではなさそうです。
しかし、一口飲んでしまうと誘惑に負けたり、お酒のせいで気が大きくなって飲む量が増えてしまうことも考えられるので出来るだけ控えた方が賢明と言えるでしょう。
どうしても我慢できない場合には、妊娠生活が辛いものにならないように医師に相談するのも良いかもしれませんね。
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