【永久保存版】シーン別のワインの選び方!恋人とのディナーからビックイベントまで
ワインの選び方には、厳密な決まりはありませんが、TPO(時と所と場合)を配慮することができれば、どんな相手にも喜んでもらえる時間と空間を提供することができます。
そこで、今回は、様々なシーンで、どんなワインを選ぶべきかについて、説明していこうと思います。
恋人、好きな人とのディナー
恋人や好きな人とのディナーで気合いを入れたエレガントな雰囲気のレストランで過ごす場合は、ブルゴーニュの赤、または、白がおススメ。カジュアル気味なら、ボルドーの白。色っぽさを出したかったり、セクシーなムードを演出したいなら、ロワールの白、コート・デュ・ローヌの赤。二人の甘い時間をより深くしたいのであれば、極甘口の白。
後は、自分と相手の好みを考慮するようにしましょう。また、シミが付きやすい濃い赤ワインは、こぼしてしまったら一大事。また、気づかないうちに歯が赤黒くなってしまうので、飲む際は、気を付けるようにしましょう。
盛大なパーティー、大宴会
発泡性ワインが鉄板です。中でも辛口のシャンパーニュは、程よいペースでお酒を飲み進めることができます。甘口で飲みやすくて、グビグビ飲んでしまい、悪い酔いするなんてことを防ぐことができます。
また、シャンパーニュだけでなく、ブルゴーニュ、アルザス、ロワールのクレマンもおススメ。クレマンはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインです。
パーティーだから、豪華にと思い、高級なワインを用意したい方もいるかもしれませんが、高級ワインはデリケート過ぎると、パーティーには向きません。全員がそれなりのグラスを持ちながら、味わえる場合は良いかもしれません。パーティーがとにかく楽しく、コップもプラスチックや紙と言った場合は、高級ワインはまったく味わうことができません。
分かる人、礼儀を通す人とのフォーマルな食事会
フォーマルさにスケール感を出した時は白のムルソー。ムルソ―は世界中の白ワインを見渡しても抜群の人気を誇っています。また、白のコルシカがおススメ。コルシカはフランス領のイタリア半島西のリグリア海にある島で、フランス本土では全く作られていない島独自の品種が持ち味です。
また、ワインの専門書などには、話がまとまった時はボルドー、握手を交わす寸前にはプロヴァンス、現実的な話を切り込む時はロワール、真摯な態度を訴える時はボジョレーといったような分け方などもありますが、最終的には自分が理解しているワインの中で、ベストなものを渡すのが無難と言えます。
友達とのポップでカジュアルな飲み会
友達と軽く飲むときは、ワインにチャレンジできる機会でもあります。例えば、無名のAOC(原産地統制呼称法に基づいて造られたワイン)、珍しい品種で造られたワイン、過小評価されている不遇の良質ワインなどを飲んでみると、楽しい発見があり、盛り上がります。
夏の暑い日なら、プロヴァンスのロゼが、綺麗で華やかで、キリッと冷やして飲むには最適。ソファーでまったりしながら飲むなら、コクのある赤ワインが良いでしょう。
お祝い事
お祝いであれば、シャンパーニュ。ブラン・ド・ブランとは白ぶどうだけで作った白ワインのことを言います。シャンパーニュはブレンドして作ることを前提としているので、白100%で作るシャンパーニュは特別な存在。まさに「白の中の白」。何かを達成し、新しい門出を迎えたり、何かを卒業して、新たな一歩を踏む人たちには縁起が良いワインになりますよね。
コート・ロティの最上ワインの一つと評される、コート・ブロンドもおススメ。モダンとクラシックの両面を極めた、雑味が一切感じれらないとてもクリアな果実味で、お祝いにぴったり。エレガントな味わいを提供し、これからの明るくクリアな未来をコート・ブロンドで表現してみるのも良いでしょう。
最後に
以上、シーン別のワインの選び方をご紹介してきました。どんなシーンでどんなワインを選ぶかは、相手の好みや自分の予算なども考慮しながら、今回の記事もぜひ、参考にしてみて下さい。