ボトルの見た目でワインの産地が分かる!ワインボトルの種類
その1つがボトルです。
ワインのボトルには様々な種類があり、そのタイプによって、生産地を知ることができます。ボトルをぱっと見て、産地が分かれば、ワインの特徴を素早く理解することもできます。
そこで、今回は、ワインボトルの種類をご紹介していきます。
一般的なボルドー型とブルゴーニュ型
ワインは飲んで楽しむばかりでなく、見ることで得られる楽しみもたくさんあります。
ボルドー型は、フランスのボルドー地方のボトルです。「いかり肩」の形状をしています。一方、「なで肩」の形状をしているのが、フランス東部のブルゴーニュ地方のボトルです。スタンダードなブルゴーニュのボトルは濃い緑色もしくは明るい緑色をしています。
ライン型/モーゼル型
ライン型、モーゼル型はドイツのライン・モーゼル地方のボトルです。スリムにすらっと伸びていますよね。ライン地方は茶色、モーゼル地方は薄い緑色のボトルという違いがあります。
アルザス型
アルザス型はフランスのアルザス地方のボトルです。ライン型、モーゼル型よりも、細身ですらっとしていますよね。
シャンパン型
言わずと知れたフランスのシャンパーニュ地方のボトルです。ボトル内の圧力に耐えるため厚手のガラスで作られています。シルエットに貫録を感じます。
ボックスボイテル型
ボックスボイテル型はドイツのフランケン地方特有のボトルです。元々は皮製のワイン袋を真似て作られたと言われています。酒豪の方が持っていそうですね。
最後に
以上、ワインボトルの種類についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 生産地で使用するボトルの形状が決まっている場合だけでなく、生産者がワインのスタイルによって形状を使い分ける場合もあります。
ワインのボトルを見ながら、ワインについて掘り下げていくのも楽しいかもしれませんね。