ワインの7つの合わせ術!「合う」ワインの選び方
ワインでよく使われる表現に「合う」という言葉があります。
もしくは「合わせる」。
そこで、今回はワインを選ぶ際の「合う」「合わせる」における7つのテクニックについてご紹介していきたいと思います。
1、自分に合わせる
ワインの味は分からない。それでいいんです。まずは自分が思った通りにワインを選んでみましょう。ボトルやラベルのデザインで直感的に選んでも良いですし、ワインの説明文や専門家やソムリエの話を聞いて、あなたがピンと来たものを選んでみましょう。自分の物差しをゼロから作る作業は意外にも楽しいものです。最初の一歩目は、自分に合わせて、ワインの世界に感覚を寄せていくような作業をしていくと、センスが磨かれていきますよ。
2、気分に合わせる
難しいことは考えずに、その日の気分に合ったワインを選んでみましょう。コーネル大学のフード&ブランド研究所で所長を務めるBrian Wansink氏は、飲む人の期待感などによって、口にしたワインについての判断が大きく影響を受けるメカニズムを解き明かしています。「○○な気分の時は●●なワインが合う」なんてことが自分の中で築き上げていければ、ワインはあなたの心を豊かにするパートナーになっていきます。自分の気持ちと向き合ってワインを選んでみましょう。
3、飲む相手に合わせる
家族、友人、同僚、恋人、先輩など、どんな相手と一緒に飲むかによっても選ぶワインは変わってくるでしょう。大事な人であれば、その人の価値をワインに込めて、値が張ったものをチョイスするのも良いでしょう。相手の好みやイメージに合わせて選んだワインが、自分にとっての新境地になることもあります。自分や気分に合わせていくと、自然と自分の軸から外れにくくなるので、相手に合わせるというのは、多彩なセンスを培ううえでは非常に大切です。
4、シチュエーションに合わせる
仲間同士のホームパーティ、家族の大事な記念日、ビジネスミーティングランチで軽く一杯など、ワインを飲むシチュエーションに合わせて、ワインを選んでみるのも良いでしょう。気楽にハメを外すときには、濃いめで辛口のスパークリングワインがスカッとするでしょう。ランチであれば、口当たりの良いスパークリングワインが最適ですし、ゆったり深く時間を共有するシチュエーションであれば、タンニンの効いた赤ワインがオススメです。その場にふさわしいワインを選んでいきましょう。以下の記事も参考にしてみて下さい。
『クリスマスに夜景を楽しみながら飲みたいホットドリンクは?』
5、気候に合わせる
暑い日には、氷を入れたグラスワインを注ぐロックワインですっきり軽やかに飲むのも良いでしょう。常温のワインを氷に入れてしまうと水っぽくなるので、あらかじめワインを冷やしておきましょう。その他にも暑い日には、ワインスプリッツアも良いでしょう。ワインスプリッツアはワインに炭酸を加えてカクテルにしたもの。ロゼワインで炭酸を加えると、色合いがかなりキレイで、清涼感もありながら、女子力もアップ。冬にはホットワインがとても体にしみますよ。ホットワインに関しては、MELLOWでもノンアルコールホットワインをオススメしています。
6、料理に合わせる
料理が楽しければ、その場は楽しくなりますよね。ですから、料理にワインを合わせるのは基本中の基本とも言えます。料理とワインのマリアージュに関しては、MELLOWでもたくさん取り上げています。それだけ奥が深いということですね。ぜひ、以下の記事も参考にしてみて下さい。
『定番?少数派?ワインのおつまみに何を選ぶ?』
『意外な組み合わせが素敵なマリアージュ!?ワインと一緒に味わって欲しい料理5選』
『「肉料理なら赤ワイン」、「魚理料なら白ワイン」、この方程式って本当?ワインと料理の相性のキホン』
7、記念に合わせる
記念とは年・月・日が重要ですよね。生まれ年ワインなど、ギフトワインを飲んでみてはいかがでしょうか?生まれ年ワインは、誕生した年と同じ年に作られたワインのことです。プレゼントとしてはすごくインパクトがあるので、舌が満たす前に、心をきちんと満たすことができます。
まずは家飲みの経験を積んでみよう
普段から家にさまざまなワインをストックしておき、飲み比べていくとよいでしょう。勝手にどちらか好きかを選んでいき、勝ち抜き戦をしていくのも良いですね。ぜひ、今回の「合わせ」術を参考にしてみて下さい。